風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

panflute構え角度は音作りの基本

2011-12-03 | パンフルートレッスン

     

               金明竹のパンフルート          広島市安芸区瀬野川沿いのメダケの竹林

パンフルート製作販売・音あわせ吹きかた研究教室のパンフルート工房香原です。

パンフルートの構え角度によって音の出方が違ったり、半音の出しかたが(楽器を傾けて半音を出す方法)変わります。

楽器を傾きを広げると音程が下がっていくように楽器の傾きが広ければ音程が下がり、浅ければ音程は上がります。

パンフルートは構え角度によって音程がちがってくる楽器であることをまず認識しておいてください。

いったん決めた角度は曲の途中で変えないようにしましょう。

音程が上がったり下がったり酔っぱらいの千鳥足ののようなふらついた演奏になりますよ。

また低音管と中音管・高音管で移動した時の角度をチェックしてみましょう。各人体格の違いによりくせのようなものが

でて角度にバラツキがあるはずです。自分の癖を把握しておきましょう。

(それ以前の基本的問題として楽器の調律の際には一定の角度を保っておこない音程のバラツキのない状態にしましょう)

上級者になると音程のふらつきを逆手にとって合奏の時などにまわりの音程に合わせて行くこともできます。

じぶんのパンフルートから出る音は自らの責任であわせる「自己責任」が原則です。

パンフルート購入・修理・吹きかたなどの問い合せは082-894-0854またはxiaxi@go8.enjoy.ne.jpまでどうぞ。

広島パンフルート愛好会へもどうぞ。nakamura@an-pan.org.vcf