パンフルートで速い曲をスムースに演奏するには体内水分の調節から始めなければなりません。
ヨモギの茎で育つホタルの幼虫。 東日本大震災被災松の木パンフルート(テノール)
パンフルート演奏の時、高速回転でタンギングを連続した場合唾液腺を刺激して口内に唾液が溜まって来ます。
パンフルート演奏者がこれを防ぐには日頃から体内水分量が過剰にならないよう調節しなくてはなりません。
先日当パンフルート工房に見学に来られた尺八演奏家の方も「演奏時に唾液が溜まって来て困っている。原因は何で
しょうかね。」といわれていましたが、息を吹き込むタイプの楽器演奏家にとって共通する課題かもしれません。
年になるとオシッコが近くなるものですが演奏中に唾液がよく溜まっていた頃は体内水分が過剰だったのでしょう、
夜中に3回ぐらい起きて用を足していました。
そこで唾液が溜まる原因が体内水分過剰と気づき少しずつ水分摂取量を減らして行き1回ないし0回にまでにした
ところ、演奏中の唾液量はずいぶん少なくなりよい音を出すことだけに集中できるようになりました。
水分摂取量を減らすといっても限度を超えれば健康にも影響を与えますので長い時間をかけて体調を整えながら水分
量を決定しています。
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