風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

基礎練習:スケール練習

2016-05-30 | パンフルートレッスン

パンフルート基礎練習も実技に入ります。

   

教則本「パンフルート演奏入門」のスケール練習ページ。        13調のスケール(長調・短調)。

 

 パンフルート演奏には管移動がついてまわります。

スケールの練習は管上を移動する感覚をつかむため必要な練習となります。

さらりと流すのではなく、速度を変えたりオクターブを変えたり工夫しながら行ないましょう。

特に下降のときは音が拡散しながら進みますのでまとめるのが難しくなります。

またスピードが速くても遅くても1つ1つの音を大切に、立ち上がりから終息までの形を意識しながら行きましょう。

例えば速いときは、音が立ち上がってふくらんで行く途中で次の管に移らなければなりません。

どんな形で止めたのか、そのときの音の響きはどうであったのか確認しながら進むことで必ずや曲演奏の時に生かさ

れて来るでしょう。

音をどう立ち上げてどう終息させて行くか、あなたの意思しだいで決定しながらスケールも曲も進みます。

単なるスケール練習だと軽く見ず、真剣勝負で音を観察いたしましょう。

   

 

風の音パンフルート製作工房では温かい音の広島産竹・木を使った楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


瀬野山の会の人たちを近くの弥山谷渓谷に案内

2016-05-28 | 山歩き・森のコンサート会場作り

昨日私を含め地区の人たちが整備をしている渓谷に「瀬野山の会」の人たちを案内いたしました。

         

  渓谷を代表する赤滝、鉄分を含んだ岩の赤が印象的。  沢歩きを終え中流域公園広場で休憩する参加者たち。

   

 路線バス上大山バス停より正面の谷に向います。   帰路の尾根にあった山つつじ、鮮やかな色に疲れを癒す。

 

 私は今ボランティアで地元の「弥山谷」という渓谷の整備を行っております。

昨年12月から始め30馬力のパワーショベルや運搬車・チェンソーなど機械の力を借りて上写真の中流域公園まで

道路整備を行いました。

1期工事完成を機に渓谷を公開して周りの人に入山を呼びかけています。

今回は地元山の会先発隊6名が参加されました。 

 

風の音パンフルート製作工房では温かい音の広島産木・竹を使って楽器作りを行なっております。

工房・広島市安芸区上瀬野町205、お問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。

   


基礎練習:1台で全ての調に対応しよう

2016-05-26 | パンフルートレッスン

パンフルートでの各調に対応するには、中央付近のハ長調かト長調に調律して全ての調に精通するよう練習しましょ

う。

   

 

 パンフルート入門時はト長調1本で進むのもいた仕方ないとしても、技術を身につけようとする基礎練習の時期にな

ると半音を怖がらず各調のスケールなど練習に取り入れましょう。

いきなり#♭が5つも6つもつく調は無理としても3つぐらいの調には挑戦しましょう。

パンフルート1台でも全音位置と半音位置の移動がスムースに行くよう鍛錬すれば、ゆくゆくは全調に対応できるよう

になってきます。

くれぐれも各調に調律した複数台のパンフルートを持って対応しようということは考えないでください。

 

   

 

風の音パンフルート製作工房では温暖な気候で育った広島産木・竹を使って楽器作りを行なっております。

工房・広島市安芸区上瀬野町205、お問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


基礎練習:ト長調(F#)に調律して練習

2016-05-24 | パンフルートレッスン

パンフルートの1本1本の管は余裕を持って長めに作ってありますので、作ろうと思えば#系♭系13調の

音階を持つ楽器を作ることができます。

   

 

 ただし、13調の楽器を揃えることになるとパンフルートが13台も必用となるわけで現実的ではありません。

ハ長調かト長調のどちらかに決めて1台で全調に対応できるよう練習しましょう。

ルーマニア型パンフルートはファを半音上げてF#とし、ト長調に対応できるようにしています。

「音楽の中心はハ長調であるのになぜト長調?」と疑問に思われる方からときおり議論をふっかけられますが、私と

て「教則本は全てト長調で書かれているし、ヨーロッパから伝わって来た時点でト長調であった」と言うしかありま

せん。

ただし、パンフルートは1本の管で半音下げて(半音上げることは超難しく日本でできる人はまだいません)音階を

作って行くことから#系の調が苦手なのです。

例えばドの音を半音上げようとすると、1上のレの管で半音下げC#の音にあてます。

#の数が増えるにつれ、そのややこしさで頭の中はパンク状態となります。

その点ト長調で調律すれば#方向に1つ移動しているわけで#系の調の対応に有利となります。

反面、ハ長調以下♭系に移るときはF#管を半音下げFに戻す操作がよぶんに加わります。

いずれにせよわずらわしさはついて回りますので、調を決めてそれに精通してください。

   

 

風の音パンフルート製作工房では温かい音の広島産木・竹を使って楽器作りを行なっております。

工房場所・広島市安芸区上瀬野町205、お問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。


今年も子猫誕生

2016-05-22 | 日記

昨年の今頃パンフルート製作工房に子猫3匹を産んで居着いてしまった母猫が今年も2匹の子猫を産んでいました。

   

この段ボールの中が新居のようです。

 この母猫は多産系のようで今年も2匹の子を産んでいました。

このままでは我が工房は猫屋敷になるのではないかと不安です。

しかし今いる4匹も母屋座敷には一切上げずパンフルート製作工房を含む外回りで生活させているので、わずらわし

さはあまりありません。

そのせいか飼い主の私にでさえ甘えて来るときも50センチ以内には近づきません。

今後も付かず離れず微妙な距離感でつき合って行こうと思っています。

    

風の音パンフルート製作工房では柔らかな音の広島産木と竹を使って楽器作りを行なっております。

工房広島市安芸区上瀬野町205・お問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。