松の木パンフルートで集中的に練習していますが、進むごとに難しさが増して来ます。
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パンフルート工房庭のビワの実が熟れ始めました。 松の木パンフルート(アルトパンフルート)
松の木の組織は密度が荒く気密性に欠けます。
パンフルートの音管で音を発生させるのには人の肺の中の空気を吐き出すときに発生する「圧力のある空気」を
歌口向かい側の壁にぶつけ管内の空気を押し付けた時に反発を起こし振動を発生させることにあります。
このときの管内圧力のかかり方が発生する音の質量を決定づけます。
松の木の場合この圧力を吸収する作用があると思われます。(数字的な根拠はまったくありません)
このため音の立ち上がりが少し遅くなり(竹と比較した感覚でありその差はわずかなものです)音の幅も細く立ち
上がります。
この理由で音楽の流れにのって演奏するのが難しくなります。
松の木のパンフルートで演奏するときは「各音符の前から吹き始めなければなりません」。
つまり音を自らがリードして行く気概で演奏に臨まなくてはなりません。
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