図書館で俳人の安住敦の本を検索していたら、「俳句への招待」という入門本を見つけた。昭和59年(1984)4月刊行。元本は昭和48年(1973)。わが俳句鑑賞の「女の四季」を総入れ替えしたという。
5章からなる。俳句への道(俳句の心、初めて俳句を作ろうとする人に)、ある女性と俳句(あわれ人妻なりしかな、十七年距てた二つの手紙)、わたしと俳句(自句自註、我流俳句作法、人間のいる風景)、女の四季(わが俳句鑑賞)、俳句の約束(初心者のために)だ。俳誌「春灯」の巻末の編集後記を書いていた安住は、その軽妙なエッセイでも名を馳せた。
5章からなる。俳句への道(俳句の心、初めて俳句を作ろうとする人に)、ある女性と俳句(あわれ人妻なりしかな、十七年距てた二つの手紙)、わたしと俳句(自句自註、我流俳句作法、人間のいる風景)、女の四季(わが俳句鑑賞)、俳句の約束(初心者のために)だ。俳誌「春灯」の巻末の編集後記を書いていた安住は、その軽妙なエッセイでも名を馳せた。