光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

花、まだ咲けない、虫、チョロッと

2010-05-19 18:53:40 | 植物・花(春)
  いつだったか、カッコウの鳴き声がした。カッコウは、鳥のカッコウだけど、この辺りのどこ
かにやって来ていて、この鳥はよその鳥の巣に、卵を産むというので有名だが、結局カッコウの
卵を抱いてくれる鳥がいるというから、やって来る。そのように理解するのがいいようで、この鳥も
段々とやって来るのが遅くなる。あるいは、鳴き声も少なくなる、という特徴がある。独特の声で鳴
く。カッコウとは鳴かない。この鳴き声を真似るのはむつかしく、また表記できない、鳴き方をす
る。たしかに、カッコウだと思うが、ツクツクボウシと同じく、なんだかその鳴き声はわからな
いまま。
  鳥というと「てっぺんかけたか」、というのも聞いたときがある。これはホトトギスか。カッ
コウと同じ仲間で、それから同じようによその鳥の巣に卵を産むか、それもよくわからないが、この
鳥の声を初めて聞いたときは、たしかに「テッペンカケタカ」、といった、いっている気がして、
それゆえホトトギスもやって来る、と知ったのだが、こちらは最近、この2、3年聞かないようで
ある。カッコウはしかし毎年来ていて、その姿は電信柱の上の方に、よくいる。この鳥が鳴きすぎる
とうるさくていけない。だから、カッコウ時計というのが出来るのだろう。朝もうるさくて、起き
るしかないからである。

  そのカッコウ、2、3日は鳴いていて、その後全然その鳴き声を聞かない。季節の風物詩といえ
るかどうかの、カッコウだが、最近ささやかれるトキという鳥は、これはまずは見ることはない。そ
れに比べて、カワセミ、甲虫の金属質の光沢の、そうゆう青い羽を持つ、もちろん他の色の羽も持つ
が、この鳥瞬間だが、一回だけ見た、というこれも幻想かといわれるとどうしようもないが、見た
ような気がする。カワセミも知ってしまうと、特に珍鳥という感じはしない。もう遠い昔、通って
いた学校は当時は鄙びていたが、その後に訪れたとき、その間隔は短いが、辺りは都会になって、そ
れで、小さな池にカワセミがいた。カワセミとの最初の出会いだが、時代が今に近いほど、都会に棲
むカワセミも多いのだろう。でも、このカワセミこそここで見ない代表の鳥で、いってみると、都
会の方に多いのかという気がした。

  5月もいよいよ下旬で、これでそれで咲かない花というのの代表は、シャクヤクだろうか。まっ
たく咲いているのを見ていない。今日は外を歩いていて、しかしシャクヤクのあるところは見てい
ないが。まだ咲かない。それから、これは幾つか咲いているが、ドイツアヤメ。ジャーマンアイ
リスといわれる、これだといわれると、ハハーンとすぐにわかってしまう、アヤメ科のアヤメの代表のような
花。これも咲いていない方が多いというか、咲いている花を数えることの出来る程度しか、咲いていな
い。おかしなものだ。
  ドイツアヤメと書いて、ダッチアイリスの方をオランダアヤメと書かず、ドイツアヤメと書い
たかという、冷っとする体験を先ほどした。それは今日の画像で、まずはファイルを調整して名前と
いうか記号タイトル
  をこちらがわかりやすくするため、付けるわけだけど、きのうのアヤメの花の、記号が、doituと
なっている。このdoitu の後に、数字を入れて、年号、さらに月、日を入れているが、このdoitu を
見て、まずは日本語ローマ字しか使えない悲しさがあって、まさかダッチアイリスをドイツアヤメと書い
ていないか、慌ててたしかめたが、そうゆうことはなくて、ホッとした。禄でもないことは多い。ド
イツというのをドイツ語で書けというのはもう諦めるが、せめて英語表記でもまともに出来れば
とも、思ったりもする。カタカナ、も、ひらがなも、ローマ字も、英数文字の文字列も、いろいろ
あやふやで、それより、表記の統一という問題もあるのだが、もうそうゆうことも出来ないの
で、これはそのときの偶然に任せるしかない。

  それで、咲かない、いや咲けない花、というのがある。この春の特徴。それで、虫も出て来ない。
少なすぎる。そうゆう虫で、ときにチョウがいるのが珍しい、という感じだ。それゆえ、ツマグロ
ヒョウモンというチョウが現われると、ドキッとする。その他に大きな蛾のようなものも、草むら
の草の一本にも静かに止まっていた。まったく、わからないものだ。それと、少しだけ付け足すな
ら、G虫の姿も去年よりは見かけることは少ないようなで、でも白い蛾が、長く壁に止まってい
て、息絶えていたりもする。





  a から始まるという意味で、赤いカエデ。これが一番最初に並ぶ。




  赤いカエデの謎。木々の緑に、赤い葉っぱはそういえばないことはなく、
  普通かも。それはというと、葉緑素と同じように、光のエネルギを、化
  学エネルギに変える働きを持つ、赤い色素があるということだろう。




  ジャーマンアイリス、これドイツアヤメ。だと思う。咲く花があって、
  枯れるものがあり、ポツポツと咲いている。




  これもドイツアヤメだろう。咲いていない。きょうの雨が有効か。




  シャクヤク。




  シャクヤクは、どこのものを見ても、蕾のまま。




  この花。名前、去年かは、探し当ててでも忘れた。この花は、きっと
  もう少したくさん今は咲いている。

  テントウムシも合わなかった。他、これは蜂かアブかだが、



  ナナホシテントウ。近付くと、葉っぱの裏に隠れる。




  再び戻って来たので、ここに二枚出した。




  ちっちゃい。花の方が大きく、珍しそうで、その蕾にこの蜂かアブかはいた。




  小さく、しかし体中細かい毛があって、蜂かアブかという感じ。真ん丸。



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