光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

20℃を超えて、現われるもの

2010-04-06 18:55:20 | 植物・花(春)
  たしか今年になって一度、気象台の観測値で、20℃を超えて、はるかに超えて、25℃と
いう日が一度あったと記憶している。
  今日はというと、ちょうど20℃くらいのとき、日が当たるという条件も重なって、なんだか
着ているものも分厚いし、それから体は、太陽光の熱を吸収して、アチチという感じにもなった。
この感覚というのは、今年になってなかった。25℃あっても、むず痒いそうゆう気温の高さと、また
太陽光で熱せられる、それはいってみると、フライパンか、魚焼器の中の、魚そのもののような
感じ。で、もちろん魚はもう息はしていないが、いくら人の食べ物の魚であっても、アチアチと感じる
のではないか、ジュウジュウいう音というのは、魚の断片が熱い熱いといっているようで、熱地
獄を味わうかのような、ことも思う。
  なんだかそれに似ているようで、人の体もいっときではあるが、熱地獄を味わって、神経が興奮
し、収縮している血管をもっと緩めろとか、いう伝達があったに違いない。熱過ぎたとまでは
いかない。一気に、ハワイを味わうことはないが、暑かったという感じはあって、それでこれは
大変、というわけだが、この感触もなかなかいいものである。

  暑い、そうなると、今度は寒い。となるもの、もうそうゆう激しい変化こそ、必要ないのだ
が、自然界の変化は不連続が好きだ。水だって、凍るときがある。反対に氷が溶けるときがある。
いずれも連続的に起こっているようで、しかし、すぐに、例えば水の温度が1℃から2℃に上がる
とき、のように連続的にはゆかず、結構エネルギを溜め込まないと、氷は水になれないし、また水
は、蒸気になれない。その反対があって、そもそも自然の不連続性というのはあるようだ。そう
は、簡単に凍らず、そうは簡単に気体、ガスにならない。だから生き物は、水を必須とするよう
で、このものがなければ、生き物もなかったかも知れないが、もっともそこに、炭素化合物が
なければ、今の炭素型生物は存在しないだろう。宇宙に有機物を探すそうゆうプロジェクトは今も
行われるようで、無論詳しいことはわからないが、炭素がなければ生き物もいない、といっていい
ような、宇宙の中の生き物がある。

  窓から、ときに外にいて、何か現われるか。亡霊は夢ではあって、でもそうゆう場合、亡霊は
現実とは関係ない、人間で登場する。それが芸能人であるというのは、昔はなかったといえる。
今はなぜか知らないが、TVでしか存じ上げない人、が登場する。さて、窓から亡霊は見えなく、
  見えたのは、これも当然かという、アカタテハか、ヒメアカタテハか、それ以外のタテハチョ
ウで、これはかなり信憑性が高い。タテハチョウなど知る由もなかった。でも、偶然にも出会う
というのがあって、そこそこそれこそアゲハとかより、タテハチョウに出会うことは多い、というの
が、ここ2、3年でわかったことだ。でももう少し昔だと、黒いアゲハチョウというのもいた。
それがいったい何なのか、これが問題だが、たしかに少しギョッとする迫力がある、黒いアゲハで、
オニユリに盛んに蜜を吸いに来ていたようだ。そうゆう昔はついこの前のようだ。それよりもはる
か前は、ホタルもいたし、トンボでは、ギンヤンマとかオニヤンマもいたが、それは、ホタルを
除いて、どこでも同じようだった、そう思う。

  タテハチョウ、アカタテハかヒメアカタテは、2羽いて追いかけあいをしている。越冬して
いる、そうゆうチョウのような、感じはある。外に出かけるというとき、このときも近くて至近
距離で、この茶色い、大きさのあるチョウは草の何かに止まっていて、瞬間に飛び上がった。
  それでいよいよ、チョウの活動も活発になるか、と思いきや、いざそれをようやく理解する、
したような感じになって、密かにあるときは道を歩いたりもするが、一匹のモンシロチョウも見か
けず、なんとも情けない思いをした。シジミチョウも、そろそろ出てきていいはずで、このチョウ
もずいぶん昔に、といってもこの春だが、一度飛んでいる、感じだけはあった。ずいぶんと
ぼけたというか、チョウの感覚とはずれた方向で、チョウを見ようと思うと、やはりいない。
苦労するわけだがもちろん、通じない。

  新しいというのは、そこに咲く花が一番で、ヤマブキの黄色い花もすでにある。





  ここのハナニラは、かなりおおきな本体を持っているはずで、でもそれ
  が小さくなって、ようやく花の一つ二つも咲き始めた。匂いは、今だか
  ってしたためしがない。
  もっとたくさん出ろ、ハナニラの花。




  チョウの食草というと、一番最初に、ムラサキケマンの花が思い浮かぶ。
  あるチョウの、食草として有名らしく、これは本で読んだ。でも、そう
  ゆうチョウはいそうになく、でこの花が出て来るのはいいこと。




  タンポポ。これも今は、端境期かも知れず、ようやくたくさん出始めて、
  モンシロチョウもここにいるときもあって、しかしわからないのだなー。




  レンギョウ。花と葉っぱの緑が同時に出て、今は緑の色がちょうどよく、
  いってみると、緑、黄色の配色のバランスのよさ。




  長く咲く、小さいセイヨウサクラソウ。プリムラ・マラコイデス。まさに
  満開。




  ユキヤナギ。最新のものは、もっと花が多い。でも、順番があって、
  なかなか最新のものが出るときが来ない。



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