光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

忘れたころにゆらゆら。

2007-03-26 19:10:12 | 植物・花(春)
  朝の天気、雨。天気予報では、晴れ。しかし、実際は雨。室温10℃、これは手帳を見た。朝の雨も早く上がると思ったが、なかなかそうはいかない。
  雨か、それほどひどくないが、ねちっこい。それに、やけに寒い、なんかスースーしてる感じがする。窓を確かめる。窓はちゃんと閉まっている。風を通すための小窓から、冷たい空気が入って来ている。網戸は移動していない。きのうの激しい揺れの後は、網戸が動いていた。それから、忘れたころにわかったが、窓も開いていた。鼻が妙なのは、花粉症のせいだろう。でも、やはり精神衛生上、地震の事は、なるべくなら早く忘れた方がいい。そんなことに拘泥している場合ではない。
  雨がなかなか上がらない。それで、もう一晩たって確かに物忘れもあるし、忘れっぽくもなってるし、このまま何もなかったようにいけばなーと思うが、どうもそうはいかない。余震が、やはりというかやって来る。ネットで、この後の余震はどうなるか見ているが、ある人はあまり心配はないという考えで、それからしばらくして、地元の専門家の人の話が出る。90年代に起こった地震のことも考えると、余震に注意という趣旨。違うようで、似ている。余震が起きないとは、どちらの方も言っていない。その規模が問題。
  輪島市と今回の能登沖地震の震源とされるという位置から、70kmくらいは離れているようである。大体であるが、それで結構余震はある。朝もあった。その余震は、何かに腰掛けていたり、座っていたりするとかなりよくわかる。ただ、立っていたり、外を歩いていたりするとわからないくらいのようだ。これが、もう来ないだろうと思うが、やはり来るのである。こちらで、この程度の揺れだと、やはり震源に近いところの方は、かなりの揺れを感じているのではないか。
  こうゆう余震を感じるのも、記憶にあまりない。この感じだと、しばらくは余震は続く、そうゆう感じがする。これを書いている時もやはり揺れる。これは、私の住んでいる建物がよく揺れるという事もあるかも知れない。

  フキの、フキの芽をたくさん食べた、という印象が、この冬、早春は強い。さすがに、もうその芽は摘み取られて、ここに残っているものは少ない。フキがどのような変化をするか、私は、他のところで見ていた。フキノトウは、お腹におさまるものもあるが、大概はやはりフキとして生長するはずで、これまた愛嬌のある大きな葉を広げる。その葉っぱではなく、茎がおいしい、それが途方もなく好きだという方もおられて、これは、わからない話ではない。



  毎度ってな感じだが、この後どうなるか、よくわからない。これは、もう食用には適さないだろう。



  雨が上がっても、まだ日はさしていない。こうゆう感じのものを見かけるのも、珍しい。見つけて思わずにこりとする。