光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

異形な印象

2007-03-17 18:51:06 | 散策
  お寒いところにすんでいて、お寒いことを書くこと。おー寒い、そうゆう一日でした。それにしても、なぜ。
  名曲リサイタル、NHK-FM、が午前から午後になるという。それも夜、宵の口だけど、やはり名曲は午前に聴かないといけない。午後からでも、夜でもいいが、再放送を午前にやってくれないか、そう思う。いい番組が、つまりそれは自分の都合にいいときに聴くことが出来るということでもあるが、それがなくなるのはまことに残念。なんなら、チャンネルを増やしてくれてもいいのだけど。
  寒い。外を窺う。よけい寒そうだが、一応太陽は、雲のあいだから光子をそそいで、見た目は春らしい。それから、ときどきモズ(百舌鳥)のなき声がけっこうしていて、さらに姿を見かける。モズも何かを感じているのか。それで終われば、ガラス越しの世界に不思議はないが、なぜか白いものがふわふわ舞う。誰かさんが、燃えるものを燃やしているのだろうか。しかし、それは灰ではなかった。少し茶色に汚れた瓦に着くとその白いものは消えてゆく。はっきり確認したわけではないが。消えてゆくものは、灰ではなくて、雪である。遠くどこで雪になったのか知らないが雪が舞った。かなわんな、どないしてくれる、ほんまに。もう春やろー、雪が降るなんておかしいがな。これは、何語になるかわからないが、そうゆう言葉をはきたくなる気分になる。冷蔵庫の中の世界が、外につながっているなんて、それはもう終わったはずだが、だがなんといっても事実は事実で、まことにお寒い中を歩いてきた。ホントに、どないなっているんでしょうか。

  ぞっとする、そうゆうものの一つに、自分の書いたものがあるが、さらに少しはマシかも知れないが、やはりぞっとする光景もある。普段は、日が当たっている場合は特にそうだが、なかなかいいものに思えても、近寄ればぞっとする。



  これでは、カメラも撮るのを嫌がることがわかる。生き物の命が凍結されているかのようで、ぞっとした。



  これは、暈をかぶった太陽だが、それにしても、こんな光景があるなんて。CCDに悪そうな強烈な光の瞬間露光。

タイムスリップ・夏

2007-03-17 07:32:22 | 散策
  朝の天気、晴れ。雲も多い。風は穏やか、室温7.5℃。最高気温予想は6℃。
  機械はある種の固有の音を、振動音を持っておる。私の使っている一台のPCは、電源を入れると、ちょっと書けない、これは書き表わすのが難しいから、音をたてる。箱の中では、いろいろなものが回っているが、いったい何がこのグエッ・・・に近い音を出しているのか、特定が出来ない。しかし、これは最初だけで、しばらくするとおさまる。こんなものずっと聴いていたらそれこそ空中分解をしてしまう。
  でも、まー悪くない音というのもある。これも、回るもの、ディスク関係で、これは、コンコンコン・・・と言う感じで回っている。後ろの方においてあるので適度に音も丸みを帯びて、まー悪くない音になっているのだろう。なんとなく、この音から、遠い昔に乗った東海道新幹線の”こだま”のコンスコンスコン、これにはより心地よいリズムが加わるはずだが、これも書けない、という振動音を思い出させてくれる。
  写真のファイルが思いの他多くなって、PCの中のディスクを圧迫している。もはや、箱をあけたり閉めたりする気がなくなって、予想通り、後からくっつけるタイプのディスクの購入となった。あああ・・・、きりがない。
  それで、去年の夏の写真ファイルがふと、移動後のファイルを適当に見ていたら、出てきた。まず、草がたくさん、茂っている。地面が見えない。木々は青青として、爽快感が脳裏に生じる。道があるが、そこには熱気ではなく明るさが、軽やかさが感じられて、体が軽くなる。それから、ぱらぱらとその続きも見ていたのだが、それがなぜか概ね楽しい。そりゃ、たくさんのお金をつぎ込んでいるし、その出来栄えの悪さは、腕が悪いのだろう、むかむかさせるものがあった。ずいぶんと、熱を入れてるのに、それにこたえてくれないのが、この世というものだが、もういい加減くたびれていたので、ぼんやりモードの写真が、よけいよく見えたのかも。こうゆう事があっていいはずで、しかしこの後それがいつになるか、はたしてもう一度この写真を見る事はあるのかねー。