日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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先日、最新号の「日経ビジネス」最新号を読んだところ、シルク・ドゥ・ソレイユについての記事があったので今日もシルクネタで。

記事の中でも一言しかふれていない、最新の話をまず。
<世界のエンターテイメントの頂点、ラスベガスに「MYSTERE」、「O」、「KA」、「ズーマニティ」
<そしてビートルズの曲使用で話題の「LOVE」と、最大の5つものショーを送り出しています。
<そして、これらはラスベガスに行かないと観られないショーなのです。
<どれも専用劇場ならではの超パフォーマンス!!

実は、ラスベガスでの6つめのショーが間もなくプレミアに。
今週の金曜10/31。

今回は、人気マジシャンCRISS ANGELと組んでます。
そうくるか~!という感じです。
現在ラスベガスでシルク以外で人気のあるショーといえば、LANCE BURTON "Master Magician"とかPENN & TELLERなどのマジックショーとなるが、そのジャンルに進出するとは....
これでラスベガスを制覇しきったとも言えるのではないだろうか?!
演目タイトルは、 "Believe" 、劇場はルクソール LUXOR(ピラミッド型のホテル)


さて、本題の日経ビジネス。
5ページの記事に、売上高、観客動員の推移の表、キャッシュフロー経営、共同出資によるリスク分散、ターゲティング、スターパフォーマーを設けないチームショー、ディズニーとの提携の裏話はど盛りだくさん。
裏でエンタテイメント分野を強化し続けたケベック州についてもふれていて抜かりはない。

スターパフォーマーを設けないチームショー、という点でいうと実は人材流出はしている。
最大の人材流出は、シルクの現在の流れを創ったともいえる"Alegria" "Mystere" "O"などをつくった有名プロデューサーだったフランコ・ドラゴーニュ。
Celine Dionの豪華ショー "A New Day"を演出して話題を呼んだと思うと、次はウィン・ラスベガスで観れるショー、ル・レーブ"Le Reve"を創っている。
そもそもスティーブ・ウィン氏は、ラスベガスで初めてシルクのショーを起用("Alegria"をトレジャーアイランドに)した人物。
場所が中心街から離れていることもあって、やや苦労しているようだが、すごいショーではあるらしい。

またプレーヤー郡でいうと、シルクのアーティストが数名集まって結成したシルク・エロワーズがある。
当ブログでも過去紹介してはいる(2006-05-22シルク・エロワーズそしてシルク・ド・ソレイユ議論)

そういう流出を気にさせない完成度を感じさせたのが、昨日、感想をアップした"ZED"。
結論は=危うし"Corteo"(笑)だった。
記事でもシルクの戦略として、サーカステントものを何年も展開してその土地でシルクが十分受け入れられてから、満を持して専用劇場を投入したとのこと。
"ZED"と"Corteo"周辺は当分目が離せないなと改めて思った!

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