年末に、また素晴らしいCDが登場してきました。
Enya「Amarantine」です。
タイトルになっている、「Amarantine」は、“永遠の愛”の歌。
とにかく、サビのリフレインのコーラスが素晴らしい。
だんだん音程が高く上がっていく部分の快感ったら、なんともいえません。
某社のCMでも使われているので(そう今週末勝負中のミキティの出演している、アレです)聴くとわかります。
強いてこの曲に不満があるとすると、3分12秒という短さ。
もっともっとずっと聴いていたいと思うのは私だけでしょうか?
誰か10分くらいのロング・リミックス・ヴァージョンとかやってくれませんかね。即買います!
他の曲も同様の透明感に包まれていますが、話題としては、5曲めの「The river sings」はトヨタカップの公式テーマ・ソングでもあったのですね。
さらに、「菫草(すみれぐさ)」はなんと日・本・語!、で歌われています。
しばらく全く気づかず、アホなことに「これは空耳に応募できるかも!」と一瞬考えた私。大バカ.....
こうして書いているうちに、彼女の実質的デビュー作「Watermark」を棚から引っ張りだして、「Orinoco Flow (Sail Away)」とか聴いていたら、なぜかめちゃカッコ良かったころのJ-Waveを思い出してしまいました。
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これまでの作品に比べると自然や人間の心を超越した崇高さが感じられます。
"The River Sings"は激しい感じで躍動感があります。滝のイメージがします。
"Long Long Journey"は豪華客船に乗ってのんびりと船旅をしている感じですね。
フィギュアスケートのテーマソングに使われていましたね。
"Sumiregusa"は初め、まさか日本語とは思っていませんでした。
J-Popのような言葉が分かりすぎる煩わしさが全く感じられませんでしたから。
前にPanasonicのVIERAのCMに出てきたときよりも一層厚みを増しましたね。
エンヤとしてはあのままではちょっと物足りないと思ったので、あの後手直ししたのでしょう。
"Amid The Falling Snow"は冬に聴くとピッタリですね。心が温まります。
今回はゲール語の曲はありませんでしたが、ローマが考えた架空の言語"Loxian"の歌が何曲か入っていました。
トールキンのエルフ語の影響を受けて作ったのです。
ホント、聞けば聞くほどいいアルバムですね、コレ。
特にAmarantimeはおっしゃる通り、これまでの作品群をひとつ越えたような印象です。
コメントありがとうございました。