伝説のギタリスト、ジミヘンを描いた1本。
今年は J B のもあり、こちらは公開時ついパスしてしまい、DVD で。
そしたら当ブログ的には、これが凄く面白かったのだ!
理由は、伝記のような構成ではないこと。
ジミ・ヘンドリックスが無名なバンドのギタリストから、遂にモントルーの場に立つまで(で終了)
ちょうど知りたかったツボを突かれた感じ(笑)
彼のキャリアがロンドンで一気に発火したのは知っていたが、こういうことだったとは...
彼を見いだしたのは、キース・リチャーズのGFだったリンダ・キース(イモージェン・プーツが好演)
試行錯誤の末、リンダは知人のアニマルズのメイン・メンバー、チャス・チャンドラーを巻き込む事に成功する。
そして…
無名時代なので「キング」なジミヘンではなく、自分の能力に迷うサマなどが表現され、面白い。
だがこの苦闘の中で、彼の自我が目覚め、正に原題=All IS BY MY SIDE 的なハイな方向へ。
ネタバレになるので書かないが、彼が咄嗟にひらめいたアイデアから観客を熱狂させる有名なエピソードでFINISH。
その後のエンドタイトルでかかる曲も、ズバリ=All IS BY MY SIDE 的(それは観てのお楽しみ!)
きっちりイカせてもらいました(笑)
結論:有名スターとなった JIMI の成功人生~死、ではなく、成功への苦闘に興味ある方にはゲキお勧め
最後に:アウトキャストのアンドレ・ベンジャミン、なかなかのソックリぶり!
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