セックス・大麻 & 暴力、がオープニングからして満載(笑)
「この映画、ヤバい!」感を漂わせながら、物語が進行していく。
ただ他のこうした映画と一線を画し非常に珍しいのが、主人公3人組。
こいつら、犯罪者にもかかわらず、「異様に犯罪者っぽくない」
屈託のない「カルフォルニア的ノー天気」を発散しまくっているのだ!!
大麻を科学的に育て、品質の良さで他の競合者を駆逐していく。
こんなノー天気的 世界を許すわけもなく、メキシコの極悪ワル団体が乗り込んで抗争になる。
この闘い。
「カルフォルニア的ノー天気」主人公3人組サイドは、
テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、そしてレイク・ライヴリー。
「メキシコの極悪ワル団体」ダークサイドは、
ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、となかなか濃いメンツ(写真)
さらにこの間に割り込む悪徳警官に、ジョン・トラボルタ(めっちゃアヤシい!)
という具合で、この「濃淡」を楽しんでいると、あっという間にクライマックスに。
監督が巨匠オリバー・ストーンなので、安心して観てられる。
ラストも期待に違わず、いったん○○○な展開にみせつつ...
で、あとになって考えてみたら...
この「カルフォルニア的ノー天気」の理由も、腑に落ちるロジックがあった。
去年末、米国で初めてコロラド &ワシントン州で、大麻を嗜好品として合法化。
東海岸ではないが、今後の拡大が予想される?だけに、あくまでも「犯罪」的なイメージは今後揺らいでくる可能性はある。
メッセージ派、オリバー・ストーンらしくない映画かと思っていたら、意外なポイントで実はとても現代的なのかも?
明日、公開。
*当ブログは大麻合法化を支持しているわけではありませんのでお間違えなきよう(笑)
| Trackback ( 0 )
|