日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 




ヨーロッパ推奨映画×4のラストです。


カフェでずっと人間観察する、ちょっといい男。
この描写がえんえんと続く。

美男美女もそうだが、それだけが彼の観察の対象ではなく、「人」の顔全て。
それらがガラスに映り込んで、なんとも素敵な光景(写真)
それが全て「絵」になることが、実はくやしい(笑)

ただ、誰か女性を探していることも、だんだんわかってくる。
そして彼女を「発見」→そして「追跡」
ここにくるまでだけで既に40分以上経過(笑)


音楽は一切なく、街のノイズだけが耳に入ってくる。
カフェの会話、路面電車の音、街の音etc...

ここで思い出したのは、映画「Touch the Sound」
2度のグラミー賞受賞の打楽器奏者、エヴリン・グレニーのドキュ(当ブログ .2006年03月25日アップ)
「音」感覚を覚醒された状態で、帰途についた時、渋谷の雑踏の音を感じた時の感覚と似ている。


と褒めつつも、ちょっと突っ込んでみたくなる。
この映画、ヨーロッパだからこそ成立する!
(ロケはストラスブールで実施)
それぞれが絵になりすぎ...


最後にまとめ。
これだけ充実したヨーロッパ映画が登場してくると、こう締めたくなる。
「再び ミニシアターの時代がきた!!」と。

酷いハリウッド映画が多すぎるだけに。。。。
(どれとは言いませんが 笑)

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コメント
 
 
 
東京公園 (クマネズミ)
2011-09-27 05:18:21
お早うございます。
遅ればせながら、最近、山真治監督の『東京公園』を見ましたら、同監督がインタビューでこの『シルビアがいる街で』に触れているので、これまた遅くなってしまいましたが、TBさせていただきました。
あるいは、小津安二郎を介して両者はつながっているのかもしれません。
それと、onscreenさんは、「この映画、ヨーロッパだからこそ成立する!」とおっしゃっておられますが、もしかしたら東京は例外かもしれません!
 
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