当ブログは「私的 2014年 映画鑑賞 ベスト10!」で、映画でもないこのコンテンツをランクインさせた。
それほど、この シリーズに入れ込んでいる。
ところが、この贔屓の第3シーズン。
何故か、どんどん失速していく…
主人公フランク・アンダーウッド(ケビン・スペイシー)は、遂に大統領に上り詰める。
これだけで今シーズンは面白そうでじゃないかと思ってしまいそう。
なのだが!
物語の進み方が、大統領への攻撃を「かわす」ことに終始するため、これまでのように「狡猾」に動くシーンが極端に少なくなるのだ!
国際問題が大きくストーリーに入り込み始め、前シーズンの中国と違い、対ロシア (プーチンのそっくりさん登場!)戦略の対応に追われる。
独裁者(失礼!)に振り回される日々に陥ってしまう。
さらにこれまで凄かったチームワークが怪しくなってくる。
この2人のチームワークぶりに、このシリーズの魅力があったという認識だけに、どうしても「失速」感が否めない。
そしてその懸念が解けないうちに、第3シーズン終了(あらら…)
そして続き完全に惰性で 第4シーズンに突入(笑)
こうしてはじめて悟る。
第3シーズンと第4シーズンは「セット」だったのだ!
わざわざタイミングを遅らせてでも、同時に出す事にこだわったのはそれが理由だったのだ。
(配信では別々と思われるが、少なくとも日本発売、という点で)
凄かったチームワークに磨きがかかり、圧巻のうちに第4シーズン終了。
しかもラストは、次のシーズンでは一体何が起こるのだろう?!的な挑発で終わる。
予告編がカンヌで賞を取る(写真)など、やはり話題の中心にくるこのシリーズ。
第5シーズンが待ち遠しい…