スティーブ・ジョブズ iCon(本)感想の続きです。
スティーブンは、どういう経過でピクサーとからみ、どういう役割を演じたのか。
iTunes、iPodのプロジェクトはどのように立ち上がり、音楽業界との関係づくりをどう構築したのか。
そして現在形ではiTunesが映画界への進出、ディズニーの取締役になり、iTvも立ち上げ、PCとコンテンツを結ぶ最重要人物といっても過言ではないでしょう。
前回に本の感想を述べましたが、まだ書き足りない事を。
よく聞く話で、ピクサーの成功を妬み、つぶしをかけるために、ジェフリー・カッツェンバーグ(ディズニー→ドリームワークス)が仕掛けたのが、「ants」。
ピクサ-のジョン・ラセターらがぺらぺらとしゃべった次作の構想を聞くや、別スタッフを立ち上げ、「バグズ・ライフの前に公開する」ことを条件に、製作を突然立ち上げたエピソードがこの本でくわしく説明されています。
すさまじい話ですねエ。あらためてハリウッドのパワーにビックリです。
ただの直感ですが、昨晩WOWOWで放送されていた、「ハービー」(昔のラブバッグの焼き直し)をちょうど観て思ったのは、
実はこれもアイズナー(スティーブンとは犬猿の仲)がトップだったころのディズニーが、ピクサーの新作Carsつぶしに仕掛けたのではないかと。
そう思えるくらい、クライマックスの展開が似ているし、ハービーが表情をみせるたびに、Carsの方が凄かったなと思えたので....
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