監督が、「コードネーム U.N.C.L.E.」で息を吹き返した、ガイ・リッチー。
なので、見ないわけにはいかない。
今回は中世もの。
「アーサー王伝説」を彼テイストで仕上げた2時間6分。
本来は王を継ぐはずだった主人公(写真:左)は敵に父を殺され、逃亡。
ジュード・ロウ(写真:右)がこの敵に扮し、王国を独り占めする。
主人公は「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナム。
父役は、エリック・バナ。
歴史物にもかかわらず、物語の進行はやはりガイ・リッチー節。
まず中世なのに、言葉使いは現代風(笑)
アクションシーンは画面分割・スローモーションや、時制を意図的にずらし再構成したり…
これらが物語性にハマり美しく機能しているかと問われればちょっと困っちゃうところでは、ある。
が、まあ娯楽映画だからいいではないか!レベル(笑)
トリプルX 再起動じゃないが、某スターサッカー選手が大事なシーンで一瞬登場。
あっちのみっともなさと違い、こっちはまあ許せるのが救い。
冒頭で第1章とか表記があったし、エンディングも続編を臭わせて終わる。
さて、ガイ・リッチーテイストの中世歴史物、というジャンルがシリーズで実現するか?(笑)
(当ブログ的には、 ガイ・リッチーは現代劇の方が向いているように感じる)
結論:復活中ガイ・リッチーが贈る、中世ロックオペラ(とはいえロック音楽は登場しないが)