2冊目のEV系本の読破。
今回は新書、なので、タイトル通り絞り込んだ内容 = EV、自動運転
とはいえ、こちらはこちらで侮れない内容。
まず冒頭プロローグは、今年 1/8 の TOYOTA の EV 「e - Pallete Concept」の発表会。
「モノ = 愛車」を売る会社 →「サービス = MaaS mobile as a service」を売る会社への決意表明!
そして 第1章 クルマがこのままでは立ち行かない理由
アマゾン vs トイザらス から、消費者の「実用的価値→「情緒的価値」への移行を解く。
そしてこの移行についていけてない、クルマの危機と改革の必要を訴える。
キーワードは「いつでも」「どこでも」「誰でも」「直ぐに」「簡単に」etc...
わかりやすく、かつ説得力があった(汗)
続き、
第2章 すべてのクルマはEVになるのか = 「電動化」
第3章 ドライバーのいらないクルマはいかにして可能になったか = 「自動化」「コネクテッド化」
当ブログ的には、自動運転まわりの最新状況が詳しく解説されていることを評価したい。
で最終章、
第4章 自動車産業の未来;エピローグ―サービス化はもう始まっている
ここで冒頭のTOYOTA の EV 「e Pallete Concept」に戻る。
そして、東京オリンピック がこのコンセプトの世界へのお披露目になることを解説している。
お台場地区? 選手村近辺? で自在に動き回るこの無人車たちが絶好のプレゼンテーションとなるのだろうか?!
オリンピックや万博は常にこうした先進をアピールする機会として有効だった。
2年後の東京2020、それを実感したいものだ!!
結論:やはり東京2020でのTOYOTA の「電動化」「自動化」「コネクテッド化」デモンストレーション「e - Pallete Concept」は重要!
次の本はコレだ!(笑):EVウォーズ
いずれにしても、先進国の国民として、こうした技術の恩恵に早期に受ける事が出来る事は、嬉しい事です。列強も日本を倣うのではないでしょうか。
マッカーサーが積極的に関わったプロジェクトではなく、むしろ、関東大震災の震災復興計画に上がった事から、「後藤新平道路」と言った方が良い、と言われてきた道路ですね。行政が無責任に放置してきた事といい、個々の計画が孤立しているのではなく、街全体で利害調整とデザインを作れるディベロッパーが早期に関わるべきだったと思います。その一環として、超・遅れている、というご指摘が、某道路の両脇を合法的な低い高さの建物が囲むという、東京らしからぬ異様な街の風景を表出させしめたのではないでしょうか。
虎ノ門のトンネルには期待しているんですがね。今まで放置気味の行政も、東京五輪で尻に火が付いた形ですからね。全線開通はいつになる事やら。