メル・ギブソンと言えば…
演技は勿論、監督になっても「やや?かなり?エキセントリック」
なので、気になっちゃう点が、× 3つ も!(笑)
その1.
監督が「エキセントリック」なので、過去のごとく「暴力シーンがエグい!」
鑑賞してみると、確かにエグいシーンは多いが、そのエグさを感じきる前に、シーン転換。
なので、ハキソー(吐きそー)リッジ、には至らない。
このへんの手綱捌き、なかなかやるじゃん!
その2.
監督が「エキセントリック」なので、日本軍との向き合いも、そうなる?!
日本人としては、この闘いを掘り下げるほど、辛くなる(はず…)
日本兵の姿は、ラスト近くのクローズアップを除き「闘う相手」以上の存在感が出ないようにしてある。
このため、ここもクリアー。
最後に、その3.
とはいえ、全長 139分、約 2時間20分!
こっ… これに耐えられるのか?!
結論から言うと「あっという間の2時間20分」
エンドクレジットが出て「えっ もう?!」
アカデミー賞で6部門ノミネートもうなづける!
(作品賞、監督賞、主演男優賞、◉編集賞、◉録音賞、音楽編集賞)
主人公は幼少のころに暴力へのトラウマを生む事件が起こり、人生の方向を決める。
1.はじめに信念が。
その後、戦争の激化に伴い、軍隊に入隊。
だが、試練の連続…
そして遂に前線へ。
ここで主人公デズモンド・ドスは、超人的な力を発揮する。
コピーにもあるように「世界一の臆病者が、英雄に」
【結論】
1.はじめに信念があり
2.試練があって
そして、
3.ヒトは大きな成果を出す
の好事例だという認識。