備忘簿

日常の呟きを記録する。

マメガキ「小さな柿」

2013年10月29日 06時43分05秒 | 樹木
カキノキ科カキノキ属の落葉高木。大変小さな丸い柿である。果実の大きさはピンポン球よりも一回り以上小さいように見える。広辞苑などを見ると、シナノガキの別名だとあるが、シナノガキ自体を見たことがないので、本当にそうなのかは分からない。農家の田んぼの入り口に植えられて、毎年たくさんの小さな柿の実を付けている。たぶん、昔は何かの用に使われていたのだろうが今ではそれも忘れられているのだろう。9月21日、千葉市内で撮影。
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ヌスビトハギ<盗人萩>

2013年10月28日 06時54分10秒 | 野草
マメ科ヌスビトハギ属の多年草。果実の形を忍び足で歩く盗人の足形に見立てた名前というが異説もあるそうだ。草地や道ばたに普通に生えている。
花は小さな淡紅色の小蝶型で細長い花序にまばらに付けている。このまばらに付いているというのがまた小憎らしいと言える。バサッと密にではなくぽつぽつと付いて咲いている様は、一見華やかだがよく見れば寂しげで風情がある。9月21日、四街道市内で撮影。
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ソバ<蕎麦>

2013年10月27日 06時54分12秒 | 野草
タデ科ソバ属の1年草。野草ではないが、近所の畑にソバを耕作しているところがあり、花が満開だったので載せた。と言うのも私はソバ好きで、うどんはどうも苦手であるからかもしれない。
図鑑によれば、中央アジア原産で、古い時代に渡来したものという。古い時代にはソバはそばがきやソバ餅として食されていたそうだが、江戸時代になって現在の麺の形、いわゆるそば切りで食するようになったとある。
ようするに、今我々が蕎麦といっている麺の形のものは、そば切りの略称であるということになる、と広辞苑にはあった。9月21日、千葉市内で撮影。
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ジョロウグモ<女郎蜘蛛>

2013年10月26日 07時12分59秒 | 昆虫
コガネグモ科ジョロウグモ属の大型のクモ。秋半ばに成熟して所々に巣網を張っているのが見られる。雌は歳台25mm、雄は葯7mmほどの大きさだ。腹背は黄色地に緑青色の横帯があり、側面後方に紅斑が顕著である。画像では、雌に比べ小さな雄が上方に見えている。9月21日、四街道市内で撮影。
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クサギ<臭木>

2013年10月25日 06時51分27秒 | 樹木
クマツヅラ科クサギ属の落葉低木。枝葉を傷つけると嫌な臭いがすることからこの名が付いたそうだ。ただ、未だかってこの匂いを嗅いだことがないので、本当なのかは知らない。図鑑によれば、かっては救杭植物とされ、若芽を茹でてから水に晒して食用としたらしい。花は赤い萼と白色の花冠とを有する冠状5裂しており、小さいがなかなかのものだ。広辞苑によれば、実は碧色で、下部に星状に開いた紅紫色の宿存萼があり、古くから染料に用いられたそうだ。9月21日、四街道市内で撮影。
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カラスウリ実<烏瓜>

2013年10月24日 07時08分54秒 | 野草
ウリ科カラスウリ属の蔓性多年草。別名は玉章(タマズサ)で、縦に隆起した帯がある種子を結び文に例えたものという。薮や里山の縁などに他の木々の枝に絡まってぶら下がっている。1つだけではなく3つ4つと連なっていることもある。その眺めは中々面白く、秋の風物詩の大事な一つだろう。9月21日、四街道市内で撮影。
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ヨウシュヤマゴボウ<洋種山牛蒡>

2013年10月23日 06時32分54秒 | 野草
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。明治期に渡来した北米原産の帰化植物。だから洋種というわけだ。今頃はその実が黒紫色に熟していることだろう。わずかに紅色を帯びた白い花には花弁はなく普通5個の萼が付いている。茎は太くて、全体として1m以上に大きな株となることが多い。果実はつぶすと紅紫色の汁が出るので、現地北米ではインク・べり-と呼んでいるそうだ。9月12日、千葉市内で撮影。
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ヤマホトトギス<山杜鵑草>

2013年10月22日 06時52分46秒 | 野草
ユリ科ホトトギス属の多年草。山野の林内に生える。茎の先や葉腋から散房状の花序を出し花を上向きに付ける。外花被片は内花被片に比べて広く、揃って花被片が下に反り返って咲くのが特徴だろ。早くも6月下旬頃から咲き出しているのを見ることがある。9月12日、千葉市内で撮影。
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ミドリヒョウモン<緑豹紋>

2013年10月21日 06時51分16秒 | 昆虫
タテハチョウ科ミドリヒョウモン属の蝶。翅の表の豹紋は多のヒョウモンチョウなどと区別しがたいが、翅の裏は茶色実のある黄緑色で薄い白色が雲状にばらまかれているので容易に他種と区別できる。また、それが名の由来となっているようだ。釣鐘人参の説明板に止まっていたのが裏面はこの位置からでは撮りにくかったので表の画像を載せた。6月頃発生し、夏眠を取り、秋になると再度出現するという。だからこの時期はちょうど夏眠から目覚めたと言ったところで、翅がやや痛んでいるのが見られる。9月12日、千葉市内で撮影。
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フジカンゾウ<藤甘草>

2013年10月20日 07時04分57秒 | 野草
マメ科ヌスビトハギ属の多年草。里山の縁などへ草むらから花穂が長く伸び出して咲いている。その為重いのか垂れ下がって咲いているものが多い。紅紫色の帳型の花が花柄の先の方にややまとまって咲いている。これが藤の花に似ているというのと、葉が甘草に似ているというのでこの和名があるという。10月10日、千葉市内で撮影。
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