備忘簿

日常の呟きを記録する。

ヌマトラノオ<沼虎の尾>

2011年07月31日 06時15分57秒 | 野草
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。湿地に生える。オカトラノオのように総状花序が横に倒れることはなくまっすぐに立っている。花の付き方がややまばらで、オカとのおやノジトラノオのようにびっしりとはついていないのがまた面白い。成東・東金食虫植物群落では数は多くはないが、存在感はある。6月29日、山武市内で撮影。
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ショウブ<菖蒲>

2011年07月30日 06時54分52秒 | Weblog
サトイモ科ショウブ属の多年草。画像は、肉穂花序が実となっているもの。成東・東金食虫植物群落の水辺の草むらにたくさん生えており、その中の何本かに肉穂花序がついていた。肉穂花序がついている、いわゆる苞も花茎も葉と同じ形をしているので、葉の途中に肉穂花序がついているように見える。6月29日、山武市内で撮影。
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モウセンゴケ<毛氈苔>

2011年07月29日 06時06分27秒 | 野草
モウセンゴケかモウセンゴケ属の多年草。前掲のコモウセンゴケと同じく、葉に赤い毛が多く、一面に群生する姿を毛氈に見立てたものという。成東・東金食虫植物群落のような低地で見られるのはもちろん、亜高山でも見ることができる。いつだったか白馬の高地でも見たことがある。花はコモウセンゴケと同じ頃に咲き、15cmほどの花柄をのばし、その先に房状に白い小さな花を咲かせる。6月29日、山武市内で撮影。
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コモウセンゴケ<小毛氈苔>

2011年07月28日 06時32分47秒 | 野草
モウセンゴケかモウセンゴケ属の多年草。いわゆる食虫植物。葉の長さは2~4cm。ロゼット状に地面に群生すると、敷き詰めた毛氈のように見えるところからついた名なのだ。成東・東金食虫植物群落ではコモウセンゴケはたくさん見られるが、周りに丈の高い草が生い茂っていてなかなか花を含めて全体を撮るのは難しい。10cmほどの長い花柄をのばし、淡紅色のかわいい花を咲かせる。6月29日、山武市内で撮影。
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ミズチドリ<水千鳥>

2011年07月27日 06時12分28秒 | 野草
ラン科ツレサギソウ属の多年草。やや湿地に生えるので水がつき、白い細かい花は群れた千鳥が波に戯れているように見え、よい名前である。近づいてみると、ほんのりと良い香りがするので、別名はジャコウチドリだそうだ。麝香のように強い香りではないが。前出のクサレダマと同じところに生えていて、ミズチドリの方がやや花期が早いが、一緒に見られるということは、大変うれしいことではある。6月29日、横芝光町内で撮影。
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クサレダマ<草連玉>

2011年07月26日 06時15分52秒 | 野草
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。和名は、マメ科の低木レタマに似ているからと言うのだが、レタマはエニシダに似ている花木なの、そのレタマに似ているかというと花の色が似ているだけで、形は全く似ていない。だから、漢字では「腐れ玉」ではなく「草連玉」なのだ。やや湿地にに近い所に生え、高さは1m近くになる。毎年同じところへ見に行くのだが、年ごとにその咲いている範囲が広がっているのには驚く。今年は、まだ時期が早かったのできれいに咲いているのは少なかった。そこで、別のところの公園の湿地に植えられているものを撮って載せたもの。6月29日、横芝光町内で撮影。
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ハンゲショウ<半夏生>

2011年07月25日 06時22分44秒 | 野草
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草。今年のハンゲショウは色づきというか白くなる度合いが少し少ないように思った。そして、なかなか白くならなかった。ドクダミ科だけあって、近くを通っただけでかなり独特の香りが全体からしている。ドクダミはそんなことはなく、触ったりもんだりして初めて香る。その香りも、ドクダミは、何というか薬品の香りのようで、言うなれば洗練されているが、このハンゲショウはやや泥臭い感じがして、野性的だ。ただ、私はどちらの香りも嫌いではないので、あまり気にはならない。
なお、暦の半夏生は夏至から11日目に当たる日を言い、今年は7月2日だったが、この七十二候の半夏生と、植物のハンゲショウとは関係はない。しかし、半夏生はハンゲが咲き出す頃という意味で、植物のことだ。ではハンゲとはどんな植物かというと、カラスビシャクのことだという。カラスビシャクはサトイモ科の植物で、その仏炎苞を柄杓に見立てた名前だそうだ。6月28日、千葉市内で撮影。
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ハナビゼキショウ<花火石菖>

2011年07月24日 06時34分14秒 | 野草
イグサ科イグサ属の多年草。イグサ科やイネ科の植物は似たものが多く複雑なので敬遠しているが、このハナビゼキショウは知っている数少ないものの一つだ。線香花火がパッパっと火花を散らしている姿によく似ているのでこの名があるのだろう。セキショウは元々サトイモ科の植物だが、その葉に似ているというのでイグサ科なのにセキショウと言う名がついている。6月28日、千葉市内で撮影。
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ノジトラノオ<野路虎の尾>

2011年07月23日 06時12分23秒 | 野草
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。オカトラノオに比べて咲き始めの花序は短くすとんと途切れているような感じになる。そして葉が細く、茎に毛が多いのが特徴か。我が家の近くの公園の草地に大群落で咲いている。それが、毎年少しずつではあるが広がっているように感じるのはうれしいことだ。オカトラノオは結構いろいろなところで見るのだが、このノジトラノオは他では見たことがない。それだけ珍しい花なのだろう。花の盛りにはいろいろな蝶や蜂などが蜜を求めてやってきて、結構賑やかだ。昨日ちょっとその後どうなっているのか見てきたが、花序がまっすぐに立っており、その長さも15cm余もあり先端だけにわずかに花が咲いていて、花の最盛期の姿とは全く違うのに驚いた。6月28日、千葉市内で撮影。
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コバノカモメヅル<小葉鴎蔓>

2011年07月22日 06時48分39秒 | 野草
ガガイモ科カモメヅル属の多年草。近くの公園の草地に生えていたもの。草地には背の高いものがないので、管理者が篠竹を立てて蔓を巻き付かせている。この花は蔓性なので、こうしないとならないのだろう。ガガイモはここにはないが、葉や花がよく似ている。数年前までは、成東・東金食虫植物群落へこの花を見に行っていたのだが、この近くの公園の草地で見られるようになったので、助かるというものだ。画像のものはまだ咲き始めで、花がよく開いていないが、完全に咲いたものは小さいが星形で、なかなか見栄えがよい。6月28日、千葉市内で撮影。
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