備忘簿

日常の呟きを記録する。

マルバルコウ「丸葉縷紅」

2007年09月30日 06時19分44秒 | 野草
花筒の長さが2cmほどの小さなアサガオのような花。それもそのはず同じヒルガオ科だが、ルコウソウ属なので少し遠い関係。熱帯アメリカからの帰化植物だそうだ。図鑑によれば「江戸末期の1870年頃観賞用として移入されたもの」だそうだ。
江戸時代はアサガオ文化華やかな頃だから、これももてはやされたのかも知れない。今は雑草となってしまったが。これをきれいな植木鉢にしつらえ、机の上などで咲かせたらさぞ風情のあるものになるだろうとは想像できる。
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セイタカシギ「丈高鷸」

2007年09月29日 06時37分29秒 | 野鳥
背高と書くのかと思ったら丈高と書くようだ。何しろ細く赤い足が著しく長い。構造上だろうが、ちょこまかとは歩かず、ゆったりと優雅に歩く。この鳥もまた一日中見ていても飽きない。
基本的には渡り鳥で、冬期は南半球へ渡ってゆくと古い図鑑にあるが、なにかの本で読んだが、この鳥は環境への適応力が高く、千葉県内で繁殖しているようだ。だから、谷津干潟ではほとんど通年見られる。
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満月

2007年09月28日 06時24分04秒 | Weblog
中秋の名月、いわゆる十五夜はこの25日だったが、ほんとの満月は昨夜だ。何故2日もずれるのかと言うことは、わたしにもよく分からないが、ある暦のサイトには次のように書かれていた「朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約 14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。これは旧暦15日の月齢平均より0.76日分だけ長い値です。このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があります」とのこと。
この画像は、35mm換算750mm望遠レンズで昨夜午後8時20分頃に撮ったもの。撮れた実際の月の大きさはA4の紙に例えれば直径7cmほどになる。
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キアシシギ「黄足鷸」

2007年09月27日 06時21分57秒 | 野鳥
画像ではかなりの距離があり黄色に写っていないが、足が黄色いのでキアシシギ。小さな芦原がありその間を透かして撮ったのだが、それでもこちらを警戒して目線はカメラに向かっている。谷津干潟では結構数が多い。
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オオソリハシシギ「大反嘴鷸」

2007年09月26日 06時24分15秒 | 野鳥
千葉県習志野市の谷津干潟には春夏それぞれ渡りの途中に色々な鳥が訪れる。オオソリハシシギはその鳥の中一つ。まあ、普通にこの時期見られるのだが、その長大なやや上ぞりの嘴を見れば他の鳥と見誤ることはない。
その嘴を鉛直に差し込んでゴカイなどを捕まえるが、その際、捕らえたゴカイを水際に運んで泥を洗って食したりする。そんな動作が面白く、見ているとついつい時間の経つのを忘れる。
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ナガコガネグモ「長黄金蜘蛛」

2007年09月25日 06時25分48秒 | 昆虫
この時期、道を歩いていると、草むらなどにナガコガネグモを見ることが多い。ジョロウグモによく似ているのでジョロウグモなどと誤って言う地方もあるようだ。
この日も里山の縁の道を歩いていると、ナガコガネグモが盛んに巣を張っているのを見付けた。
このナガコガネグモの巣にはカメムシが止まっていた。ナガコガネグモ自身は何か捕まえた昆虫を盛んに食しているのだが、カメムシには一向にお構いなしだった。カメムシの放屁一発を恐れてさすがのナガコガネグモも敬遠しているのだろうか。はたまたあとでゆっくり料理しようというのだろうか。
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ウシガエル「牛蛙」

2007年09月24日 06時19分13秒 | 爬虫類等
わたしにはショクヨウガエルと言う名前の方が通りがよい。子供の頃、大人に混じってこの蛙を捕ることに夢中になった。それは、金に換えることだった。当時は食糧難の時代で、食用の肉などは手に入らない時代。肉屋では、ニワトリはよい方で、兎やこのショクヨウガエルやヘビが並んでいた。だから、捕ったショクヨウガエルは肉屋に売って幾ばくかの金をもらったものだった。仕掛けは簡単で、錨バリという大きな釣り針を3本束ねたような針に、赤い布切れを疑似餌としてつけて、水面に浮いているショクヨウガエルの鼻先に垂らすと、何に間違えるのか分からないが、ガバッと食らいつくのだ。
この画像のものは鼓膜が丸く大きいので雄だと思われる。北米原産の蛙で、肉は食用に供し、味は淡泊で軟らかく、鶏肉やスッポンの味に似ていると広辞苑にあった。
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ヤブツルアズキ「藪蔓小豆」

2007年09月23日 06時50分27秒 | 野草
マメ科アズキ属の蔓状の1年草。いわゆる食用の小豆の原種らしい。豆の鞘の形が小豆に似ていて線形でその中に実が10個近く入っている。
花は黄色で蝶型だが渦を巻いているように撚れているのが特徴とか。千葉市のとある谷津田の休耕田のふちに群落を作って咲いていた。これだけたくさん咲いていれば豆もたくさんなるだろうから、それを採集して食料にして食べてみようと思っても不思議ではない。
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ヌスビトハギ「盗人萩」

2007年09月22日 06時31分20秒 | 野草
ユニークな名前だ。ちょっと考えると種が知らぬ間に衣服にくっついているからなどと思うが、あに図らんやである。マメ科なので種は鞘に入っているのだが、その鞘(節果)の形が、何と盗人の「抜き足差し足忍び足」のつま先だった足跡に似ているからだというのだ。
そう言われればそう見えるのだが、それをそこまでして植物の名前にしてしまうと言う想像力の柔軟さには脱帽である。
ただ、この節果も衣服にくっつくそうなので、泥棒草と呼ばれていたことがあるらしい。そんなことから盗人の足跡という名前が発想されたのかも知れない。
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ツバメシジミ「燕蜆」

2007年09月21日 06時28分16秒 | Weblog
ヤマトシジミよりはやや大きく、ヤマトシジミほど普通ではないが、結構普通に見られるシジミチョウ。ハギやミヤコグサなどのマメ科の植物が幼虫の食草。後翅に短い尻尾があるのでツバメシジミと言う名がついたという。
この日も、里山の縁の小径を歩いていると、草むらからちょろちょろと飛んで出た。それにしても大きいなと思ったら、連結したものだった。
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