セキレイ科タヒバリ属の留鳥。田んぼで見ることがあるので、そんなところにいるのだろうと思ったら、資料を見ると、松林などにいることが多いとあったので納得した。木の下で餌を探しているこの鳥は歩いているときも普通の歩き方で、はじめなんだろうと思ったが、よく見るとビンズイだった。2月17日、千葉市内で撮影。
クイナ科オオバン属の留鳥。また、バンもクイナ科の留鳥で、この池には両者が共に棲息している。この他にもオシドリやカルガモ、カイツブリなどが常時見られる。また、運が良ければカワセミにも出会えるので、カワセミ専門に撮っている中年のおじさん達がそこここで大きなレンズを構えているのが見られる。また、ガチョウが飼われているので、それ用の餌を与えているが、その餌にありつこうと色々な鳥たちが集まってくる。2月17日、千葉市内で撮影。
総門の脇にこぢんまりとした小さなお堂がある。解説によれば「弁財天を祀る勧請年代は不明だが、元禄年間の建立と寺伝にある。内外丹塗りの宝形造りのお堂は、成田山境内では最古の建築物である。成田山の弁財天は財福・智慧・音楽をつかさどる仏さまとして、多くの方に信仰される。毎年、6月の第2土・日に祭礼が行われ、商売繁昌・芸能事を祈るご信徒が訪れる。隣接する藤棚は4月下旬~5月上旬頃の開花」とある。小さいが、宝形の建物はその古い由緒を思わせる。と、昨年にも載せているので再度同じ内容を載せる。1月13日、成田市内で撮影。
成田山のHPによれば「1858(安政5)年に建立された重要文化財です。かつての本堂であり、大本堂の建立にあたって1964(昭和39)年に現在の場所に移されました。仏教 を開いた釈迦如来や、普賢、文殊、弥勅、千手観音の四菩薩が奉安されています。周囲には、五百羅漢や二十四孝の彫刻がほどこされ、江戸時代後期の特色をよ く残している総欅づくりの御堂です。厄除お祓いの祈祷所です」という。これもまた、光明堂と同じように、本当のお寺らしいお堂だ。これだけ成田山が有名になり信仰の対象として栄えているのだから、確かにこのお堂では手狭だったのだろうが、今の大本堂より、似つかわしいような感じがする。1月13日、成田市内で撮影。
成田山のHPによれば「1861(文久元)年に建立された重要文化財で、1986(昭和61)年に修復されました。御信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物で、江戸時代に 奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻は、目を見張るものであります。また、額堂には、七代目市川團十朗丈が寄進された石像があります」という。中々雰囲気のある建物で、堂内にはたくさんの扁額がおかれており、歴史の深さを感ずる。1月13日、成田市内で撮影。
成田山のHPによれば「1701(元禄14)年に建立された国の重要文化財です。釈迦堂の前の本堂であり、江戸時代中期における貴重な建物です。大日如来、愛染明王、不動明王が奉安 されています。後方には奥之院の洞窟があり、毎年祇園会の時に開扉されます。また、毎年5月には、光明堂前の特設舞台にて成田山薪能が上演されます」という。古いが故に小振りというか、古い時代のお寺という感の深い親しみのあるお堂である。1月13日、成田市内で撮影。
成田山の公園の中にこの滝はある。もちろん川などはなく人工の滝だ。しかし、周囲は深山幽谷の雰囲気があり、近年はパワースポットと言われているそうだ。高さ20mほどで、水量も豊かで中々人工とは見えないのがいい。この滝を落ちた水は、「文殊の池」「竜樹の池」「竜智の池」と流れてまた、滝へと循環しているのだろう。1月13日、成田市内で撮影。
成田山の平和大塔は、巨大な二重塔だ。小高い丘の上にあり、石段を登っている人影と比較すれば、その大きさがわかる。成田山新勝寺のHPによれば「1984(昭和59)年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する塔です。総高は58mで、一階は大塔入口、成田山の歴史展、写経道場各種受付 があります。二階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安され、三・四階の経・法蔵殿には、御信徒による掛 仏、五階の金剛殿には五智如来が奉安されています」という。私も一度入ったことがあり、中は五階建てになっており、ぐるぐると回廊を上って行くようになっていたように記憶している。1月13日、成田市内で撮影。
成田山新勝寺のHPによれば「1992(平成4)年に建立、2007(平成19)年に修復されました。日本の仏教興隆の祖である聖徳太子の理念にもとづき、世界平和を願って建てられました。堂内には、大山忠作画伯の壁画が6面に渡り描かれてあり、聖徳太子像が奉安されています」という。成田山は小高い丘の上にあるので、背景は空ばかりで、中々目立つ建物ではある。
成田山の境内で、ひときわ派手やかで目に付くのはこの三重塔だ。成田山のHPによれば「1712(正徳2)年に建立された重要文化財です。総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。雲水紋の彫刻がほどこされた各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、一枚垂木と呼ばれています」という。何しろ豪華絢爛で大変美しい。1月13日、成田市内で撮影。