備忘簿

日常の呟きを記録する。

アオサギ「寒そうに」

2007年01月31日 06時45分24秒 | 野鳥
首を縮めて木陰にたたずんでいる。全く動かないわけではないが、じっとしていることが多い。23日に若鳥のアオサギを投稿したが、今回は成鳥のアオサギ。やはり迫力が違うのがよく分かる。
色々なところでアオサギに会うが、ほとんど単独で居ることが多く、コロニーではない限りは複数のアオサギに会うこともあるまいと思われる。私はまだコロニーを見たことはないのだが。
千葉市のとある自然公園の池に張り出た木の上に、ダイサギやコサギなどとともにぽつんとたたずんでいた。やはり大きい。
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ナンテン「難を転ずる」

2007年01月30日 06時40分49秒 | 樹木
難を転ずると語呂合わせをして、日本人に親しまれている。中国大陸原産のメギ科の落葉低木。江戸時代には多くの園芸種が作り出されたそうだ。
また、葉には猛毒が含まれているが、それが毒消しにもなり、刺身などに飾りとして置かれていることがあるのは意味のあることなのだそうだ。また、実にもアルカロイドが含まれており多量に摂ると危険とある。こんな句が俳句便覧にはあった。 「見逃しは鵯にもありし実南天」
冷たく光る葉を、赤い房のように付いた実が暖めている。秋に見てもよいがこの時期の寒さの中で葉が冷たく光のを見ても又よいものだ。何処にあったと言うことではなく、古くから家の厠の近くに植えられていることが多い。
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アオキ「日本特産種」

2007年01月29日 07時06分41秒 | 樹木
アオキが日本特産種だと言うことは今回図鑑を見て初めて知った次第。名は枝がいつも青々しているから付いたという。
艶やかな青い葉と赤い実のコントラストが実に良い。この画像を撮るときには他に赤い実の沢山付いているのもあったのだが、何故か撮ったのはこの赤い実がたった一つだけ付いている枝だった。赤い実の沢山付いているところを撮っておけばよかったと思ったが、その時はこれが撮りたいと思ったのだろう。
雌雄異株で花の形も雌雄で異なる。花が咲く時期になったら撮って掲げたいと思う。白い実や半分赤く半分緑色をした実など色々あり、また、斑入りの葉など園芸種が多い。
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モズ「百舌」

2007年01月28日 07時15分03秒 | 野鳥
モズは、鋭いクチバシと頑丈な足の爪を持ち、言うなれば小形の猛禽。モズを百舌と書くのは、他の小鳥などの鳴き真似をするので百の舌と書くらしい。
私もその鳴き真似を聞いたことがあるが、何の小鳥の真似かは分からなかったが、モズにしては大変可愛い声を出してささやくように鳴いていた。
速贄(バッタなどの昆虫からトカゲやカエルや小鳥など様々)を作ることで有名だが、速贄とは広辞苑によれば「初物の献上品」とある。いわゆる秋早くにモズが初物の供物を捧げると言うことのようだ。この速贄をはたしてモズが食するのだろうかは色々だが、食する場合もあるが大部分は翌春、他の鳥たちの餌に供される事から、他の小鳥たちへの供物ということで速贄と云うらしい。
千葉市坂月川流域でえはモズを見ることが多い。画像のモズは♂のようだ。秋から冬にかけては単独で縄張りを持ち、初秋に高らかに縄張り宣言をしている高鳴きが有名。
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アオジ♂「高原の鳥」

2007年01月27日 06時55分52秒 | 野鳥
アオジはホオジロ科の鳥で、繁殖期は1000m程の高原で生活しているが、越冬期は平地から低山の芦原や明るい疎林におりてくる。そこで、千葉県でも冬期には普通に見ることが出来る訳なのだ。
千葉市坂月川の流域から都川の流域の芦原では結構数が多く、芦の間にいるかと思えば、道におりてきてイネ科の植物の種を拾い歩く姿が見られる。この日も何回となくその姿が見られたが、群で居ると云うことではなく、全て単体で生活した居るようだ。
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バン「一部地区では渡鳥」

2007年01月26日 06時43分03秒 | 野鳥
バンは、ここ千葉県では通年見られるが、図鑑には関東以北では夏鳥とある。この画像のバンはまだ若鳥だと思われるが、親鳥のように黒くはなくクチバシもまだ赤くはない。1年間はこの姿で通すのだろうか。今後もこの場所にいれば会うことになるので、確認できるだろう。千葉市坂月川にはこのバンの他には居ないようだ。親鳥はどうしたのだろうか。
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コサギ「2本の冠羽」

2007年01月25日 06時38分25秒 | 野鳥
シラサギと言われる白いサギの中では最小と言われる。しかし、よく見ればその中では一番美しいと思う。夏になれば2本の長い冠羽を生じ、背に先がカールした飾り羽が出るなど、大変おしゃれだ。
画像は、川の岸に降り立ち魚を狙うのかじっとたたずむその姿が、黒い水面にまるで鏡のように映っているところ。美しいので撮ってみたもの。
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アオサギ「やはり大きい」

2007年01月23日 07時02分25秒 | 野鳥
遠くから見ても大きいことがよく分かる。大体において1羽で居ることが多く、孤高の鳥という感じはする。画像のものは色が薄いので、若鳥だと思われる。
千葉市の坂月川の土手にぽつんと居るのを見付けて、自然に歩くように近づいていったのだが、遠くから私の近づくのを見ていたようだ。ウォーキングの人たちがかなり居るのに、それとは違うと云うことを敏感にかぎ分けるとはさすがだと思った。
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カワセミ「緑の語源」

2007年01月22日 07時21分28秒 | 野鳥
カワセミが緑という言葉の語源であることは有名なところだが、簡単に言えば、カワセミはその昔ソニドリ(又は、セミドリ)と云った。そして、その色をソニドリ(セミドリ)色と云った。ソ(セ)が脱落し、ニドリがミドリと変わり、現在に至る緑色となったという。
千葉市の都川の1支流である坂月川は、川としての形態があるのは1km程だろうか。ほんの短い小さな川だが、両岸は河岸段丘が発達しており、その崖は林となり、両岸には休耕田が続いている。数年前は都市排水が流れ込み、汚れた川だったが、市民の努力により、最近は幾分はきれいになったようだ。土手の上は遊歩道で市民のウォーキングの姿が絶えない。
そんな小さな自然の中に多くの野鳥が棲息している。逆に言えば、そんな環境に適応して曲がりなりにも生きているといった方がよいだろう。ある意味人間と共存している。
冬の時期は最も野鳥の種類が多く見られ、昨年12月に数えたところ、たった1時間ほどの探鳥で17種類を見たり聞いたりすることが出来た。
「こんな所でみられるの」と思うのが、コガモ、ハシビロガモ、カワウ、カワセミ等々だ。カワセミは運がよければ大抵見ることが出来る。画像は、坂月川でこの18日に撮ったもの。
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ヤブラン「大葉麦門冬」

2007年01月21日 06時49分50秒 | 野草
ヤブランはユリ科のヤブラン属。よく似たジャノヒゲはジャノヒゲ属。それぞれ違う属にある。林床植物だが林縁に多く見られる。初秋に紫色の花を咲かせ、晩秋に黒紫色の大柄な実を付ける。
漢方ではその根を煎じたものを大葉麦門冬といい、滋養、強壮、催乳、せき止めに効ありという。実際に試したことはないのだが、やや甘いと書かれている。
黒紫色の実は色の少ない冬の林床にあって、よく目立つ。画像のヤブランは千葉市郊外の里山の林縁にあったもので、その実がよく目立ってすぐに見付けることが出来た。とりあえず、宝石のように輝いていたと書きたい。
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