備忘簿

日常の呟きを記録する。

シロノセンダングサ<白の栴檀草>

2009年10月31日 06時30分15秒 | 野草
キク科の一年草。図鑑によれば「世界の熱帯から温帯にかけて広く分布し、日本には江戸時代末期に渡来した」とある。近年暖地を中心に急に多く見られるようになってきたらしいが、私はまだそんなに見たことはない。
初めて見たのは千葉市若葉区のとある休耕田にセンダングサにそっくりな花があり、それに何と白い舌状花が付いているではないか。おかしな花があるものだと、図鑑を見ると、シロノセンダングサと解った次第。この場所以外にあと1、2ヶ所見ているだけで、この地区ではまだあまり一般的ではないのかも知れない。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイアザミ<痛薊>

2009年10月30日 06時59分02秒 | 野草
キク科の多年草。ナンブアザミの変種で関東地方の山野に普通に生えているのでトネアザミ(利根薊)と言う別名もある。この時期になってもまだしおれ加減に咲いているのを見る。葉の切れ込みが深く、刺が太いので刺さったら痛いにちがいない。まあ、「痛い」アザミという名もうなづけるところだ。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キバナアキギリ<黄花秋桐>

2009年10月29日 06時46分18秒 | 野草
シソ科の多年草。花が黄色のアキギリで葉が桐に似ているからこの名が付いたという。ただ、私はまだアキギリを見たことがないのでどうとも言えぬが、図鑑などで見るとアキギリは紫色の花で姿形はキバナアキギリとほぼ同じようだ。
キバナアキギリは10月頃までは咲いているようで確かこの画像を撮ったのは9月末頃だったと思う。薄暗い林床のポッと明かり多付いたように感じたものだった。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルバルコウソウ<丸葉縷紅草>

2009年10月27日 06時27分16秒 | 野草
ヒルガオ科の一年草。江戸時代に熱帯アメリカ原産で江戸時代後期に観賞用として移入されたという。それが雑草化して結構色々な所で見られるようになっている。
この他に縷紅草というのがあり、それの葉はいわゆる羽状複葉なので糸のようだというので縷という字が使われているが、このマルバルコウソウは普通のヒルガオのような葉なのでそれに丸葉と付けたと言うことのようだ。縷紅草の方は今でも花屋で鉢植えになって売っている。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マメアサガオ<豆朝顔>

2009年10月26日 06時05分29秒 | 野草
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。この花をいつから見たのかと言うことで私自身のこの「備忘簿」内で検索してみると、2007年からだった。
それには「坂月川周辺の草むらに白い小さなアサガオのような花を見付けた。図鑑で調べても載っていない。そこでサイト上で検索するとマメアサガオという花のようだ。大きさから言って、マルバルコウの仲間だと思ったら、ヒルガオ科サツマイモ属なのでアサガオと近い植物だ。そして、これも北米からの帰化植物だそうだ。それも何と1950年頃のことだという」とあった。
それ以前からずっとこの坂月川周辺は歩いているので気がつかないことはないのに、いきなり2007年から見だしたわけだ。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キツリフネ<黄釣舟>

2009年10月25日 06時04分19秒 | 野草
ツリフネソウ科の一年草。ツリフネソウと相前後して咲き出す。同じところに両者が咲いているところを見たことはない。キツリフネはやや山地の湿った林内のようのところに咲くからだろうか。そして、花の付き方もやや少ないようで、距の先端も垂れ下がるだけで、ツリフネソウのようにくるりと巻かない。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツリフネソウ<釣舟草>

2009年10月24日 06時37分51秒 | 野草
ツリフネソウ科の一年草。生け花に用いる釣舟にたとえたものという。群落状に咲いていることが多く、その眺めは大変華やかに見える。何しろ花の色が濃い紅紫色で葉腋から斜め上に花柄を出していくつもぶら下がっているのだから、結構複雑でこれが集まって咲いているわけだからそう見えるのもうなずけるところだ。
この画像は9月下旬に撮ったものだが、夏の終わりからまだ咲いていないかと何回も見に行って、確かめたほどその咲くのが待ち遠しかった。千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

センブリ<千振>

2009年10月23日 06時21分15秒 | 野草
センブリは、千度振り出してもなお苦い、と言う意味だそうで、開花期の全草を乾燥したものは生薬の健胃剤に用いられるそうだ。箱根駒ヶ岳で見たこのセンブリはほとんど白色で、花びらに見られる細い紫色の筋は薄く付いている程度だった。箱根駒ヶ岳で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンドウ<竜胆>

2009年10月22日 07時30分53秒 | 野草
リンドウ科の多年草。広辞苑によれば「和名は漢名の竜胆(リュウタン)からきており、竜胆は漢方生薬の健胃剤」だという。箱根駒ヶ岳でみたこのリンドウは色が大変鮮やかだった。箱根駒ヶ岳で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タムラソウ<田村草>

2009年10月21日 06時30分59秒 | 野草
キク科の多年草。小涌谷の近くのハイキングコースでは、たくさんのタムラソウが見られた。アザミに似ているがずっと優しそうな感じのする草で、淡紅紫色の花が大変美しい。
田村草などといういわくのありげな名前だが、別名の玉箒草や紫色の花をつける多紫草などからの訛りではないかと言われているが、よくわかっていないそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする