備忘簿

日常の呟きを記録する。

タカサブロウ「高三郎」

2009年08月31日 06時08分11秒 | 野草
キク科の一年草。私は初めこの名前を図鑑で見て、はて、花の名前としては面白いものだ、どんな花なのだろうと期待を持って探したものだ。ところが実際にこれが高三郎なんだ。と解ったときに、なんだこれが高三郎か。と大変がっかりしたことを憶えている。田圃やそれに近い環境にたくさん生えていて、目立たない小さな花を咲かせていたからだ。
日本以外には朝鮮半島、中国、東南アジア、南アジアに広く分布するそうで、言うなればそのどん詰まりが日本だと言うことなのだろう。資料によれば、有史以前に稲作と共に渡来したのだろうと言われており、あの長江流域に栄えた文化と共にこの日本列島に渡ってきたのかも知れないと思うと、さえない花だけれど、たいしたものだとも思ったりする。千葉市内で撮影。
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夜香木「夜香花」

2009年08月30日 06時24分56秒 | 樹木
正式な呼び名は夜香花と言い、別名が夜香木だそうだ。西インド諸島の原産でナス科の常緑樹。だが、温室内などでなければ一般的には冬には葉が落ちてしまうので、我が家では冬は室内に取り込んでいる。見栄えは実に地味な花が咲くのだが、長い花筒の先が5裂して星形に開くのは夜だ。
そして、豹変するの午後8時頃、実に強い香りを漂わせる。我が家ではわざわざ夜になると室内に入れてこの香りを部屋中に漂わせて寝ることにしている。どうもこの香りは睡眠を誘うようで、実によく眠れるのだ。
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ニホンハッカ「日本薄荷」

2009年08月29日 06時26分08秒 | 野草
シソ科の多年草。日本の在来種なのか古く中国から渡ってきたものなのかははっきりしないようだ。しかし、いずれにしても古くから日本ではその有用性が解っており、目の薬としたと資料にはあった。別名をメグサと言うようだ。
敗戦後の食料の乏しいとき、お八つもなくこのハッカの葉をちぎっては口に入れて噛んでいたのを思い出す。子供の私はそのために庭にハッカを植えていたほどだ。そのとき、この画像のように花が咲いたかどうかはっきりとは憶えていない。また、ハッカパイプなどというおもちゃのパイプが売られておりそれを吸って遊んだ憶えもある。
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リンゴツバキ「林檎椿」

2009年08月28日 06時27分14秒 | 樹木
小ぶりの林檎が実っているように見えるこの樹はツバキなのだ。千葉市の街路樹の一つとして植えられており、毎年今頃になるとこのような実を見ることができる。
初めて見たときは、何というツバキなのだろうと大変気になったものだ。と言うのは、春にはその花が咲くのだが、それはまったくヤブツバキと同じに見えたからだ。千葉市に問い合わせて初めてリンゴツバキと言うことが解った。
屋久島を中心にして九州から四国までに自生しているそうで、一名ヤクシマツバキとも言うそうだ。画像の通りその実の直径5~6cmほどもあるのだが、種は大きくはなくこれもまたヤブツバキと同じ大きさだ。だから果肉が大変厚いと言うことになる。千葉市内で撮影。
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ツリガネニンジン「釣鐘人参」

2009年08月27日 05時58分12秒 | 野草
キキョウ科の多年草。山野や草原に普通に見られる。今盛んに咲いており、その可憐な釣鐘を見せている。まあ、釣鐘というよりはりんりんと鳴る鈴のような感じだ。
その根が白くて太く、いわゆる朝鮮人参に似ているのでその名が付いたらしい。また、若葉は、トトキと言い、山菜だそうだが、春にはこの山草を意識して見たことはないのでよくわからない。千葉市内で撮影。
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タマアジサイ「玉紫陽花」

2009年08月26日 06時27分39秒 | 樹木
ユキノシタ科の落葉低木。花序は初め数枚の総苞に包まれている。やがて外側の一対の苞が落ちて次々と花が開いて行く。この総苞に包まれている花序が玉のように見えてなかなか面白い眺めとなる。これもまた好きなアジサイだ。いすみ市内で撮影。
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タチフウロ「立ち風露」

2009年08月25日 06時13分24秒 | 野草
タチフウロソウ科の多年草。幸にもこの花は自宅近くの公園の茂みに自生している。薄い紅紫色の花が茂みのあちこちに顔を覗かせている。
私はこの花が大好きで、以前はここに咲くのを知らなかったので、印旛沼の周辺だとか佐倉市の保存林などへ見に行っていたのだが、それぞれ、なかなか個数が少なく見られない年もあったりしていらいらしたものだが、最近は自宅近くに見に行けるので大変うれしい次第だ。千葉市内で撮影。
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タコノアシ「蛸の足」

2009年08月24日 06時09分35秒 | 野草
ベンケイソウ科の多年草。花がびっしり付いた花序が先の方でくるっと反り返っている。その様をタコの足に見立てたものという。初めてこの花を見たのは山武市の成東・東金食虫植物群落だったが、その後結構色々な所で見ることができた。画像のものも自宅近くの休耕田に咲いていたもの。
タコノアシは、環境の変化に大変弱いそうで、すぐに消えてしまうらしい。休耕田がそのままずっと続く保証はないわけで、何年か後にはこのタコノアシも見られなくなるかも知れない。千葉市内で撮影。
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タケニグサ「竹似草」

2009年08月23日 06時09分52秒 | 野草
ケシ科の多年草。結構大きくなり2mに達するものもあるらしい。山野に普通に見られる。まあ、何処にでもあると言ったところか。だけど、まったく問題にもされず、興味を持って見たこともない。
その名前すら、どうして竹に似ているのか知らなかったが、これを書くに当たって図鑑を見ると、茎が中空で、それが竹と似ているからだというので竹似草だそうな。有毒植物だそうだから、嫌われてもいいかもしれない。千葉市内で撮影。
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タカトウダイ「高灯台」

2009年08月22日 06時00分54秒 | 野草
トウダイグサ科の多年草。昔の油をともして明かりとする高い台、いわゆる昔の室内照明の一つ。それに似ているというのでこの名が付いたようだ。しかし、高い灯台を実際に見たことはないし、まあ、浮世絵とかで見ただけだが、似ているのだろうかよくわからない。千葉市内で撮影。
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