備忘簿

日常の呟きを記録する。

ニョイスミレ「如意菫」

2008年04月30日 06時48分21秒 | 野草
別名ツボスミレ。白い菫続きでニョイスミレを載せる。花は1cmほどで大変小さい。やや湿ったところに咲いていることが多いようだ。唇弁には緻密な紫色の筋があり美しい。小さいので何か可愛いという感じに見える。
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アリアケスミレ「有明菫」

2008年04月29日 06時21分48秒 | 野草
広辞苑によれば有明とは「月がまだありながら、夜が明けてくる頃」とある。まさに白々と夜が明けてくる雰囲気のまま花になったのがこのアリアケスミレ。
今年もいろいろと菫を見たが、やはりこのアリアケスミレがもっとも美しいと私には思える。
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ヒメハギ「姫萩」

2008年04月28日 06時35分23秒 | 野草
大変小さな花だ。萩という名がついているが萩と同じマメ科ではない。ヒメハギ科の植物。花が萩に似ているというのだが、これを見て萩を連想するだろうか。
小さい上に、地に伏しているので、あまり目立たず、何の気なしに紫色が目に入って見つけたということが多い。
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サワオグルマ「沢小車」

2008年04月27日 06時35分58秒 | 野草
昨日に引き続き、オグルマ一族のサワオグルマ。これは、千葉市の休耕田に大群落で咲いているもの。だから沢小車というよりは、休耕田小車と言った方が当を得ている。
何年か前に、息子が川沿いにサワオグルマという珍しい花が咲くそうだ。と言うので、いつもの道を注意して車で走っていると、なにやら田んぼに黄色い花が咲いているのが目に入った。アレっと思い、車と止めてよく見ると、それがサワオグルマだった。いつも通っているのに全く気がつかなかったわけだ。
サワオグルマは結構大きくて、高さ50cm以上にはなるようだ。茎頂にまとまって花をたくさんつける。
私の知っているオグルマにはこの他にサクラオグルマとホソバオグルマが千葉県にはある。いずれ、撮りに行くことにしている。
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オカオグルマ「丘小車」

2008年04月26日 06時40分22秒 | 野草
キク科キオン属の多年草。千葉県ではカテゴリーC要保護生物に指定されている。ただ、千葉県内ではこの場所以外には見たことはなく、この場所も息子に教えられて見に行ったたもの。
サワオグルマよりは小さくそれでも高さ30cmほどにはなると思われる。田んぼの土手に咲いていた。ちょっと見タンポポに似ており、タンポポと一緒に咲いているので、興味のない人には見分けはつかないかもしれない。
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アズマギク「東菊」

2008年04月25日 06時38分49秒 | 野草
キク科の植物を3種類あげてみたい。まず最初はアズマギク。名の通り関東地方から北に生えているようだ。薄い紫色からやや赤みを帯びた花は野生のキクとは思えないほど美しい。
千葉県では数カ所が知られていたのだが、現在では2~3カ所ほどで見られるだけで、千葉県RDBではカテゴリーB:重要保護生物に指定されてるほどだ。わたしも息子に教えられて見に行ったのだが、よくも咲いていてくれたと感激したものだ。
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ムラサキケマン「紫華鬘」

2008年04月24日 06時41分31秒 | 野草
ジロボウエンゴサクやヤマエンゴサクと同じケシ科の植物だが、このムラサキケマンはアルカロイドを含み有毒。
華鬘とは資料によれば「仏堂用の荘厳具で、内陣の長押や欄間なのどにかけるもの。金銅・木板なので作られる。もともとはインドの風俗で、生花を糸でつないで輪をつくり身体を飾ったものだといい、これが転じて仏具となった」という。いわゆるハワイのレイと同じものだ。
ムラサキケマンの花も咲きはじめのものは、あたかもレイのように密についていて、花輪の一部のように見える。ここからその名は来たのかもしれない。
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ヤマエンゴサク「山延胡索」

2008年04月23日 06時58分57秒 | 野草
前出のジロボウエンゴサクに比べて花が大きく、その青紫色は大変美しい。毎年見るのを楽しみにしている。
だいぶ前に裏高尾で見たのだが、千葉市内で咲くのを待って、撮って載せたもの。千葉県RDBでは、カテゴリー:C 重要保護生物に指定されており、あるところにはたくさん見られて普通なのだが、わたしは千葉県内ではここでしか見たことはない。
保護されているでもなく、その環境は一緒に生えている植物によって大変左右され、今年はヒメオドリコソウが大繁茂しており、ヤマエンゴサクは次第にその数を減らしている。来年はどうなるのだろうか。
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ジロボウエンゴサク「次郎坊延胡索」

2008年04月22日 06時33分01秒 | 野草
2006年4月20日にも投稿しているので、その内容を丸写しすると「ケシ科の多年草で薬草だという。全草使われるようだが、特に塊茎が薬効が高い。漢方の「安中散」の主薬でいわゆる鎮痛剤。語源遊びだが、次郎坊とくれば対になって太郎坊がある。次郎坊はエンゴサク、太郎坊はスミレだ。それぞれの距を引っかけ引っ張ってその強さを競った子供の遊びから来ている。私は子供の頃そう言うたぐいの遊びは松葉でしたことがあるかもしれない。さて、延胡索は実は中国の呼び名そのままだといい、本当は玄胡索だったのだが、玄は、玄宗皇帝の忌み名なので延に変えたのだという。玄は黒、胡はいわゆる西域を指し、索は綱だ。さて、三題噺ではないが、エンゴサクという植物はその塊茎が黒く、西域から唐にもたらされ、細い地下茎をずっと深くたどってゆくと直径10mm前後の塊が見つかるということで、その地下茎を綱と見たもの。日本でもジロボウエンゴサクやヤマエンゴサクが代わりに使われている」ということになる。
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ヒナワチガイソウ「雛輪違草」

2008年04月21日 06時54分49秒 | 野草
千葉県RDBにおいてカテゴリー:B 重要保護生物に指定されている希少植物ということになっている。どこに生えていたかということは言えないのがつらいが、ひょんなことから見ることができて大変幸運だった。
資料によれば、ナデシコ科の多年草。実は、私の息子が文献を精査してここだろうという場所を特定してくれたのだ。そこの南西の斜面にあるということだったので、じっくりと見ていったのだが、初めは見落としてしまって、これはいかぬと戻りはじっくりと探したらなんとハコベに似た大きさの小さな花だった。
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