農家の方だろうか、ヒマワリをまとめて大量に咲かせているところに出会った。それは見事なヒマワリの花盛りであった。あま、ひまわり畑などというのもあって、見事な画像はTVで見ているが、ご近所にまとめて咲かせているのはここだけだろうと思った。キク科ヒマワリ属の一年草。北米原産だと言う。2017年7月、千葉市内で撮影。
ヒヨドリ科ヒヨドリ属の留鳥。秋になると集団で暖地へ移動すると言うが、ここも暖地なので、このあたりに居るヒヨドリは、さらに暖地へ移動する必要もないのだろうと思う。一年中見られ、どうやらこの近辺に営巣しているようで、多分いつも見ている同じヒヨドリなのかもしれない。4月17日、千葉市内で撮影。
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。中国原産で、室町時代に渡来したと言われている。高級和紙を作る為に栽培されている。また、花が葉に先駆けて咲くので美しく、公園等に植えられていることが多い。新枝が3本に分かれて伸び始め、その先に花が咲くのでミツマタというわけだが、それにしても見事に三つ叉になっているものだ。まだ咲き始めで、花が開いていない。3月5日、佐倉市内で撮影。
スズメ目アトリ科アトリ属の冬鳥。ユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来する。主に日本海より山形県、富山県等に飛来し、それから各地に散らばる。渡来する個体数は年による変化が大きいということだ。植物苑の植え込みの下を植物の種などを探しながら歩いていた。暗いのでよくわからなかったが、自宅で画像を見てアトリとわかったもの。3月5日、佐倉市内で撮影。
スズメ目アトリ科シメ属の留鳥。全体にふとっちょな印象があるが、なんと言ってもその太い嘴が特徴だ。これはその食性に由来があるようだ。ムクノキ、エノキ、カエデなどの種子を主食とし、果肉の部分は摂取せず、太い嘴で硬い種子を割って中身を食べるからだ。まるで工具のペンチのような嘴である。梅干しの果肉を食した後で、その種をペンチで割って中のズイの天神様というものを食するが、それを思い出す。3月5日、佐倉市内で撮影。
カモ科マガモ属の冬鳥。ほぼマガモ大の鴨。ただ、嘴は異常に大きい。雄は頭頚部が黒緑色で、ややマガモ雄と似ているが、メスはいずれにしても全体に褐色で地味である。泳いで移動しているときなどは雄の後に付くことが多いようだが、採餌の場合などは雄の前に来ていることが多いように見られる。という印象がある。12月2日、印西市、北印旛沼で撮影。
トウダイグサ科シラキ属の落葉高木。南京産ハゼノキという和名。江戸時代に中国から渡来し、果皮からロウソクやセッケンなどを作る油脂が採れるため、広く栽培されたそうだ。九州の一部では野生化しているようだが、暖地でも美しく紅葉するため、街路樹や公園木として植えられていると言う。まあ、この公園でもそんなわけで植えられているわけだ。11月20日、千葉市内で撮影。
カモメ科カモメ属の冬鳥。九十九里町の片貝漁港で商品にならない小小魚を蒔いて鳥たちに食べさせていた。それに、アオサギやダイサギなどが集まって取り合いへし合いしていたが、その外側でユリカモメがじっと順番の来るのを待っていた。11月18日、九十九里町で撮影。
九十九里町の片貝漁港でのこと、漁師の方が商品にならない小魚を鳥たちのためにバラっと蒔いた。途端にアオサギやダイサギやコサギなどが集まり小魚の取り合いとなった。アオサギはこんなこともやるのだと思えるような仲間同士の取り合いをなし、ダイサギは我関せずと言わんばかりに小魚を口にくわえ、コサギはやや遠巻きに順番を待っている。なかなか面白い見ものであった。11月18日、九十九里町で撮影。
ツル目クイナ科バン属の留鳥。嘴とそれに続く額板は赤く、嘴の先端は黄色い。田圃にいて見張り番をしているようだという和名。オオバンは広い水面にも出てきているが、バンはなかなか出てこない。用心深いのだろうか。11月7日、千葉市内で撮影。