備忘簿

日常の呟きを記録する。

クサレダマ<草連玉>

2013年07月31日 07時02分24秒 | 野草
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。和名の由来は江戸時代にさかのぼる。当時南欧原産のレタマという黄色い花を咲かせるマメ科の花木がもてはやされていたそうだ。そこで、花が同じ黄色と言うだけでこの花に草のレタマという意味で、クサレダマと名が付いたそうだ。漢字で書けば草連玉で、けっして腐れ玉ではない。ちなみにスペイン語でretamaを引いてみるとエニシダとある。またまたちなみにエニシダとはラテン語のゲニスタgenistaが転訛したスペイン語のイニエスタhiniestaから来ているそうだ。またまたちなみにスペイン語ではhは発音しない。ただ、わたしの持っている小さなスペイン語辞書にはhiniestaは載っていなかった。6月27日、横芝光町内で撮影。
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ムラサキシジミ<紫小灰蝶>

2013年07月30日 06時30分45秒 | 昆虫
シジミチョウ科の蝶。成虫で越冬すると言うから、春も早くから発生すると思われる。里山の縁にいることが多く、その縁伝いに歩いていると、チョロちょろっと飛び出て、じっとしているとその近くにまた止まってくれる。だから撮るにはさほど苦労はしない。
ただ、翅を閉じているときは茶色でごちゃごちゃと模様らしきものが見えるだけだが、ちょっと開いて翅の表が覗くと金属的に輝く青紫色があざやかで美しい。まあ、名前もこの翅の色によるわけだ。6月23日、四街道市内で撮影。
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ノシメトンボ<熨斗目蜻蛉>

2013年07月29日 06時35分59秒 | 昆虫
トンボ科アカネ属のトンボ。いわゆるアカトンボの一つである。また、アカトンボの中では一番大きく、それほど紅くは成らない。腹部の黒い斑紋が熨斗目模様に似ていることに由来する和名。まあ、秋遅くまで、どこへ行っても見られ、アキアカネと並んで、アカトンボの双璧だろう。6月23日、四街道市内で撮影。
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ノコギリクワガタ<鋸鍬形>

2013年07月28日 06時35分33秒 | 魚類等
クワガタムシ科・ノコギリクワガタ属の甲虫。雄の大顎の内側に鋸のように歯が数多く並んでいることから名付けられた和名。散歩の途中、ヒカゲチョウが飛んで止まった木を見ると何と、そこにノコギリクワガタがいた。ヒカゲチョウなどを押し分けて樹液を食していた。しかし、ヒカゲチョウ等も負けては居らず、数を持ってノコギリクワガタに対抗していた。6月23日、四街道市内で撮影。
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サルトリイバラ<猿捕茨>

2013年07月27日 06時32分17秒 | 魚類等
ユリ科シオデ属のつる性落葉小低木。落葉小低木なので、いわゆる植物図鑑には載っておらず、そうかといって、簡単な樹木図鑑にも載っていない。どうもどっちつかずなのかも知れない。色々なところでサルトリイバラを見るが、雌雄異株だからかも知れないが、その花とか実をほとんど見ていない。やっとこの画像のものにであった。今はまだ青い実だが、葉が枯れる冬になると赤く熟すらしい。甘みはあるが、水分がないカスカスの食感だという。6月23日、四街道市内で撮影。
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オモダカ<面高>

2013年07月26日 06時17分54秒 | 野草
オモダカ科オモダカ属の多年草。人の顔のように見える葉身が水面から高く有ることによる名前だという。花序の上部に付いているのが雄花で、雌花はずっと下部に付いている。画像のものは雄花が咲いていて、雌花は既に散ってしまっているようだ。6月23日、四街道市内で撮影。
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オオシオカラトンボ<大塩辛蜻蛉>

2013年07月25日 06時42分02秒 | 昆虫
トンボ科ヨツボシトンボ亜科シオカラトンボ属のトンボ。いわゆるシオカラトンボを一回り大きくして、色も濃くしたようなトンボ。子供の頃というか結構大人になってからも、オオシオカラトンボというトンボを知らなかった、と言うかシオカラトンボとオオシオカラトンボとを区別していなかったように思う。それがオオシオカラトンボというトンボを区別して見るようになったのは、カメラで撮るようになってからかも知れない。それも、うん十年も前のことだが。6月22日、千葉市内で撮影。
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ミゾカクシ<溝隠>

2013年07月24日 06時42分02秒 | 野草
キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。別名はアゼムシロ。どちらも覆い隠すように繁茂することからの和名。キキョウ科の花はどれも放射対象なのに、ミゾカクシ属の花は皆左右対称だという。平地ではこのミゾカクシで、山地ではサワギキョウがこの仲間だ。中々面白い対比だ。6月22日、千葉市内で撮影。
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ハンゲショウ<半夏生>

2013年07月23日 07時11分32秒 | 野草
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草。半夏生の頃に咲くからと謂う。ドクダミもかなり匂うが、ドクダミは揉んだり傷を付けなければ匂うことはない。ところがこのハンゲショウは側に居るだけでもかなり強烈に匂う。そして、その匂いもドクダミはフェノールとかクレゾールなどの薬品臭だが、ハンゲショウはどうも泥臭いというか今ひとつ洗練されていない。だからどちらかと言えばわたしはドクダミの匂いの方が好みである。季節の半夏生は、半夏が咲く頃ということだそうだが、このハンゲとはサトイモ科のカラスビシャクのことだから、このハンゲショウとは関係はないと言えば無いと言える。6月22日、千葉市内で撮影。
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ノビル<野蒜>

2013年07月22日 06時38分38秒 | 野草
ユリ科ネギ属の多年草。蒜はネギやニンニクなどの総称。道ばたや土手などに普通に生えている。この鱗茎や若葉を食用にすることはよく知られており、多分わたしも食料の乏しい子供の頃は食していたかも知れない。花はヤマラッキョウほどではないが、淡紅紫色の花を花茎の先に多数付けて咲いている。6月11日、千葉市内で撮影。
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