備忘簿

日常の呟きを記録する。

マルバコンロンソウ<丸葉崑崙草>

2010年03月31日 06時32分07秒 | 野草
アブラナ科タネツケバナ属の越年草。コンロンソウというのがあるが、これは葉が丸いので丸葉が付いた名前。貴重な花だそうで千葉県ではカテゴリーC:要保護生物に指定されている。花はタネツケバナそっくりで四弁の白い花。全体に弱々しく多毛である。
これを見に毎年同じところへ来るのだが、まったく変わらず咲くのがうれしい。市原市内で撮影。
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ニリンソウ「一輪も三輪も」

2010年03月30日 06時24分56秒 | 野草
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。2輪花を付けるのが大部分だが、1輪や3輪のこともあり2輪だけと言うことではないようだ。そして花びら(実は花弁はなく萼片)も5枚が普通のようだが中には12枚などと言うものもありこれも又一定はしていないようだ。まあ、人間的に言えば「例外のない規則はない」と言うところだろうか。
これも又他の草木が繁茂する夏が来る前に地上の茎や葉は無くなってしまうスプリングエフェメラルだ。千葉市内で撮影。
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イチリンソウ<一輪草>

2010年03月29日 06時23分09秒 | 野草
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。今花が咲いて、花が終わって実を結ぶと枯れて、他の草木の葉が茂る頃には、地上の茎や花はなくなってしまう。いわゆるスプリングエフェメラルだ。この日は曇りで、前日には大雨が降って気温も低かったのか、花は半開きだった。市原市内で撮影。
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カテンソウ<花点草>

2010年03月28日 06時40分52秒 | 野草
イラクサ科の多年草。大変地味な花である。何かの花を見たついでに見ようかなどと言う程なのかも知れない。小さいがその葉の形はイラクサによく似ているように思う。
さも謂われのありそうな名前だがどうもはっきりしないようだ。図鑑によれば「雄花は蕾の時は花糸が内側に曲がっていて、開花すると外側にはじけその勢いで花粉をまき散らす」そうで、その雄しべの先のヤクが小さくてまるで小さな点のようだというので花点草と名付けられたと言うのが有力なのかも知れない。市原市内で撮影。
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ヒナスミレ<雛菫>

2010年03月27日 06時57分05秒 | 野草
スミレ科の多年草。淡紅色の大変美しいというか可愛言い菫だ。これも又早い時期に咲く菫だと思う。毎年遠くまで見に行っていたが、数年前に近くで咲いているのを見つけて大変うれしかったのを覚えている。ただ、今年は2株きりしか見られず大変心配である。
ここでは、この他にもイチリンソウやニリンソウ、カテンソウにマルバコンロンソウまで見られ、何とも楽しい時間を過ごせるところだ。市原市内で撮影。
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ジロボウエンゴサク<次郎坊延胡索>

2010年03月25日 06時23分14秒 | 野草
ケシ科キケマン属の多年草。図鑑によれば「伊勢地方で子供がこれを次郎坊、スミレを太郎坊と呼んでその距を引っかけて遊んだことに由良する名で、漢方ではこの仲間の塊茎を乾燥したものを延胡索と呼び鎮痛剤などの用いる」とある。まあ、これは有名なことだが。
ところで、本当は玄胡索と言ったそうだが玄宗皇帝が亡くなったときに玄を諱としたため、使えなくなって同じような発音の延を用いたのだそうだ。玄は黒と言うことで、胡は西域民族を言い、索は紐のようなものを言う。さて、この3つをまとめると「西域から唐へもたらされる黒い紐のようなもの」と言うことになり、これは漢方の延胡索のことだという。千葉市内で撮影。
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カタクリ「群落」

2010年03月24日 05時58分42秒 | 野草
19日に載せたものは、千葉市泉自然公園で15日に撮ったものだが、昨日23日に再度撮りに行ってみるとまだ全部ではないのだが、一斉に咲き出していた。そこで、再度カタクリを載せることにした。ここでは、西向き斜面の場所と東向き斜面の場所との2ヶ所に大きな群落があり、以前は西向き斜面の方が多く咲いていたのだが、最近では東向き斜面の方がたくさん咲くようになってきた。千葉市内で撮影。
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フラサバソウ「フランチェット&サバチェル」

2010年03月23日 07時07分17秒 | 野草
オオイヌノフグリと同じ仲間のゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草。ヨーロッパ、アフリカ原産の帰化植物だ。最初、明治初年に長崎で採取され、ヨーロッパのものと同じであることを始めて報告したフランチェット氏とサバチェル氏を記念し、両氏の名前を略してフラサバ草と名付けられたという。しかし、フラサバソウとは良くも付けたりで、何か他の名はなかったのだろうかと苦笑せざるを得ないが、花には責任はない。千葉市内で撮影。
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フウ「巨木だ」

2010年03月22日 06時33分20秒 | 樹木
この13日に載せたフウの本体。この千葉市泉自然公園にあるフウは、目通りの太さは70cmほど、高さは優に30mを越えていると思われる。原産地の台湾や中国南部では50m程にも成長すると言うから、この木はまだまだ大きくなるのだろう。
樹の周りにはたくさんの松ぼっくりならぬいがいがの実が敷き詰めたように落ちており、その独特の三裂した葉がこれもまた至る所に吹きだまりを作っている。千葉市内で撮影。
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シュンラン<春蘭>

2010年03月21日 06時33分34秒 | Weblog
ラン科の多年草。乾燥した落葉樹林の斜面にに生えることが多いそうだ。そう言えば武蔵丘陵へシハイスミレを見に行ったときに同じ斜面にたくさん咲いていたのを思い出した。
画像のものも同じようなところに生えていたもので、それもたった一株だけだった。貴重な一株だ。ラン科の花はどれもよく似ていて、シュンランの花も我が家の鉢植えのシンビジウムの花とよく似ている。千葉市内で撮影。
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