備忘簿

日常の呟きを記録する。

ヒガンバナ「彼岸花」

2008年09月30日 06時37分56秒 | 野草
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。別名マンジュシャゲ。古い時代に中国から渡来した帰化植物。鱗茎はアルカロイドを含み有毒だが、そのデンプンを七度洗えば食せると言い、救荒植物の1つだ。だから里の近くの田の畦や墓地に生えることが多い。
その葉は花が終わってから生え出して翌春に枯れてしまう。だから見る機会は大変少ない。
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ナンバンギセル「南蛮煙管」

2008年09月29日 06時27分59秒 | 野草
ハマウツボ科ナンバンギセル属の一年生寄生植物。何しろ奇妙な花だ。ススキやミョウガなどに寄生している。ススキに寄生しているものは何度か眼にしているのだが、今回初めてミョウガに寄生しているこの花を見ることができた。それも異様に多く密生しているのだ。別名はオモイグサと言うが、うつむき加減に咲くその様が物思いにふけっているように見えるところから付いたと図鑑にあった。
千葉市のとある集落にあるこの場所は春にはクマガイソウが群落で咲くし、車も通る道の脇にはイチリンソウが咲くし、秋にはこのナンバンギセルが咲くし、奇妙なところだが、貴重なところだ。そして、それを大事に保護されているこの土地の持ち主の方には敬意を表したい。
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タコノアシ「蛸の足」

2008年09月28日 06時32分54秒 | 野草
ベンケイソウ科タコノアシ属の多年草。単純に見た目通りの名前だ。湿地や沼、休耕田など、湿った場所に生育するので、そう言った環境が近年壊されているので希少種に近いものになっている。千葉県では私は数カ所で見ているのでそれほど珍しいものではないようだ。
この画像を撮ったのは千葉市内のとある谷津にある小さな湿地で、芦が生い茂りタコノアシにとっては余りよい環境ではないようだが、それでもどっこい生きているという状態だ。特に今年は数も多く生えており大変うれしいことではある。
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ジョロウグモ「女郎蜘蛛」

2008年09月27日 06時48分04秒 | 昆虫
コガネグモ科の大型のクモ。雌は最大25mmになるという。この写真のジョロウグモは、図鑑に載っている画像とは少し違うので、資料を調べると、未成熟の雌は細長い腹部をしていてその模様も異なるらしい。
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オニヤンマ「鬼蜻蛉」

2008年09月26日 06時17分47秒 | 昆虫
トンボ目オニヤンマ科の日本最大のトンボ。図鑑に9~11cmほどはあると書かれており、見た目も大変大きい。体全体額路と黄色の虎斑模様で、これを鬼の虎の褌と見て付けられた名前のようだ。まあ、鬼と言う程の風格はある。
この画像を撮ったときは、暑い日の午前中だったが、谷津の里山側に止まっているのをよく見かける。そっと近づくのだが、うまく行けば2m程までは近づくことができる。
いつだったか、オニヤンマが産卵しているところを見たことがあるが、ぶんぶんと羽音を立てながらホバリングをして、小さな流れに産卵していた。産卵とは言いながら大変勇壮な眺めだった。
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マメアサガオ「豆朝顔」

2008年09月25日 06時39分56秒 | 野草
千葉市坂月川の河川敷というか両岸の草むらにものすごい数のマメアサガオが咲いている。数年前には見られなかったように記憶しているのだが、一昨年辺りから見られるようになり、今年は大変多く、手入れのために刈り取った雑草のあとに大群落となって咲いていた。
戦後アメリカから帰化した植物のようで、まあ、見た目が可愛いので、それほど問題にしなくてもいいのだろうが、何か釈然としないものもある。
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センニンソウ<仙人草>

2008年09月24日 06時14分36秒 | 野草
キンポウゲ科センニンソウ属の多年生蔓草。路傍や山野にごく普通に今見られる野草だ。この仙人という名の由来は図鑑によれば「花が終わると花柱が伸びて白い長毛が密生する様を言ったもの」とある。その時期にまた載せてみたい。
この花は一つ二つと咲いているわけではなく、わっと密集してたくさんの白い花が同時に咲いているので大変見栄えがよいしよく目立つ。なお、4枚の白い花弁と見えるのは萼片で、花弁はない。
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キンミズヒキ「金水引」

2008年09月23日 06時39分04秒 | 野草
バラ科キンミズヒキ属の多年草。初秋から咲き始め、今は最盛期を過ぎているがまだ見ることはできる。細かい花が総状花序にたくさん付いている。彩度の高い黄色が遠くからでもよくわかる。総状花序の下から咲いては落ちてしまうので、なかなか総全体が咲いているものは少ない。
画像は近所の公園の茂みに自生しているもので、できるだけ良く総状に咲いているものを選んで9月5日に撮ってみたもの。
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アカバナ「赤花」

2008年09月22日 06時22分34秒 | 野草
近所の坂月川の上流に作られたビオトープの傍らに咲いていた。まったく知らなかったのだが、このアカバナという名前は秋に葉紅葉になることから付けられたものだと図鑑にあった。葉紅葉と言えば成東・東金食虫植物群落で見るタカトウダイくらいしか知らなかった。今年はこのアカバナの葉紅葉を見るよう忘れないでおこう。
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カリガネソウ「雁金草」

2008年09月21日 06時07分28秒 | 野草
クマツヅラ科の多年草。高さ2mほどにもなる大きな草本。枝先にいっぱいつぼみを付けて、今頃紫碧色の花を咲かせる。そして、雄しべがちょうど蛇が鎌首をもたげたように花から突き出る。その様を雁が飛んでいる形に見立てた名前という。
またの名前は帆掛け船に見立て帆掛草。私はこの帆掛草の方が似つかわしいと思うのだが。この画像のものは、千葉市都市緑化植物園に咲いていたもの。自生しているものなのか、植えられたものなのかは解らない。
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