備忘簿

日常の呟きを記録する。

シナマンサク<支那満作>

2015年03月31日 07時06分34秒 | 樹木
マンサク科マンサク属の落葉小高木。中国中部原産。公園等によく植えられているので見る機会は少なくはない。私も毎年同じ植物園で見るのだが、黄色い線状の総状に咲いている花は魅力がある。
しかし、それ以上に面白いのは冬期になってもその大きな茶色の枯れ葉が全く落ちないでそのまま着いていることだ。まるでぼろをまとったように見える。色も面白く、枯れ葉と言えば茶色なのだが、この枯れ葉は白っぽい茶色である。それは葉に細かい軟毛が密生しているからだ。こんな事から葉を止血剤とするそうだ。別名を金縷梅。縷とは糸、糸のように細長いものという意味だ。3月7日、佐倉市内で撮影。
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サンシュユ<山茱萸>

2015年03月30日 07時31分26秒 | 樹木
ミズキ科サンシュユ属の落葉小高木。朝鮮・中国原産で、江戸時代に薬用植物として渡来したものだという。公園等に観賞用として植えられている。画像ものも植物園に植えられているのを撮ったもの。春早く葉に先立って枝先に黄色の細かいあざやかな花を散房状に咲かせている。それがなかなか美しく、華やかだ。実は楕円形で長さ1~2cmで、晩秋に赤く熟し、これが漢方の強壮薬として使われるそうだ。3月7日、佐倉市内で撮影。
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コゲラ<小啄木鳥>

2015年03月29日 07時27分48秒 | 野鳥
キツツキ目キツツキ科アカゲラ属の留鳥。ほぼスズメ大の小さなキツツキ。アカゲラ属と言うくらいだから、コゲラの雄の後頭部の両側に橙赤色の小班があるそうだが、野外では見えないそうだ。だから、私はその赤い後頭部の小班を一度も見たことがない。
しかし、ちょこまかと動き回り、なかなか撮影の機会を作ってくれない。木立の中にトントントンというかなり響く音が聞こえてくれば、それはこの辺りではコゲラだ。でも、その音を頼りにコゲラを見付けようと思ってもほとんど見付けられない。3月7日、千葉市内で撮影。
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ホトケノザ<仏の座>

2015年03月28日 07時27分04秒 | 野草
シソ科オドリコソウ属の1年草または越年草。葉が段々に付くことから別名は三階草。何処にでも咲いており、前掲のオオイヌノフグリと覇を競っているように思える。オオイヌノフグリと同じく、虫も居ないの早くから咲いてと思うが、普通の花より小さく蕾のまま結実する閉鎖花が多数混じっているという。ようするに自家受粉してどんどん増えて行くと言うことのようだ。これも又オオイヌノフグリとよく似ている。3月2日、千葉市内で撮影。
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フキノトウ<蕗の薹>

2015年03月27日 07時37分50秒 | 魚類等
キク科フキ属の多年草。フキノトウはフキの根茎から生え出る苞に包まれた若い花茎だ。蕗の薹の薹という漢字は野菜の花茎のこと。だから文字通りフキの花茎と言うことになる。日だまりの田んぼの脇の土手に生えていた。3月2日、千葉市内で撮影。
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コハコベ<小繁縷>

2015年03月26日 07時20分24秒 | 野草
ナデシコ科ハコベ属の1~2年草。ハコベに似て全体に小さい。茎が暗赤色を帯びるので区別できる。図鑑によれば、ハコベは「本草和名」に登場している波久倍良(はくべら)の転訛と考えられるが、語源は不明とのこと。ハコベもコハコベも一緒くたにしてハコベと言われており、ほとんど区別しないらしい。春の七草の一つで、小鳥の餌として有名。別名のヒヨコグサやスズメグサがある。3月2日、千葉市内で撮影。
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ナナホシテントウ<七星瓢虫>

2015年03月25日 07時50分57秒 | 昆虫
甲虫目テントウムシ科の甲虫。前回のオオイヌノフグリの画像の中にこのテントウムシが写っていた。そこで、付近をよく見てみるとナナホシテントウがごそごそと陽の良く当たるブロックの上を歩いているのを見付けた。陽に温められたブロックは暖かく心地よいのだろう。
このナナホシテントウは益虫だという。益虫も害虫も勝手に人間が考えたものだが、彼ら昆虫にとっては何の関係もない。しかし、人間が自分たちに益になるというので益虫としたわけだ。ではこのテントウムシは何の益になるかと言えば、彼らは肉食なのだが、主にアブラムシを好んで食するという。園芸種の植物につくアブラムシはやっかいな害虫だが、これを食べてくれるというのでナナホシテントウは益虫なのだ。3月2日、千葉市内で撮影。
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オオイヌノフグリ<大犬の陰嚢>

2015年03月24日 07時25分47秒 | 野草
ゴマノハグサグサ科クワガタソウ属の2年草。日だまりの中に群落状に咲いていた。こんなに早くから咲いてもそれを媒介する虫など居ないのにと思う。おっとどっこい、彼らは陽が照らなければ花を開かないし、午後3時過ぎには花を閉じてしまうし、虫媒花だが虫がいなければどんどん自家受粉してしまうし、やりたい放題といった感じでどんどん繁殖してしまうので、こんなにはびこっているという。まあ、別に悪いことではない。春まだ来の頃この花が咲いているのを見るとほっとする。大丈夫、春はすぐに来る、と思えるからだ。3月2日、千葉市内で撮影。
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コガモ♀「地味そのもの」

2015年03月23日 07時32分28秒 | 野鳥
カモ目カモ科マガモ属の冬鳥。4月初め頃から渡去し始め5月頃にはほとんど去ってしまうが、中には6月頃まで残留するものも居る。そして、8月頃からわずかだが渡来し、10月頃には多数が飛来し、12が月つころまでが渡来の最盛期となる、と図鑑にはあった。こんな事を毎年繰り返しているわけだ。コガモは小さいが、特に雌は小さく見えて大変可愛い感じがする。2月27日、千葉市内で撮影。
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コガモ♂<小鴨>

2015年03月22日 07時26分18秒 | 魚類等
カモ目カモ科マガモ属の冬鳥。文字通り小さい鴨だ。小さいが故に大変可愛いという感じに見える。自宅近くの小川に毎年飛来していたが、今年は両岸の改良工事を行っており、その為全く姿を見せなかった。工事が終わり今年の秋にはまた来てくれるのだろうか心配である。
千葉市内の別の池に行って見たら、そこにたくさんのコガモが来ていた。あるいはその一部は近くの小川に来ていたコガモかも知れないと思って、親しみが湧いた。2月27日、千葉市内で撮影。
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