千葉市動物公園にはつがいのモウコノウマが居る。モウコノウマと言う看板を見て、「蒙古の馬」だって。などと子供に言っている親御さんが多い。カタカナに漢字を振るというのもおかしなものだが、これは「蒙古野馬」で、世界で現存する唯一の野生馬なのだ。見はるかす蒙古草原に往時はたくさんの群で居たそうだが、家畜馬や羊との生存競争に破れ、いったんは蒙古では絶滅してしまった。そこで、世界各地の動物園に飼育展示されていたモウコノウマを集め、蒙古の地へ戻そうという計画が行われている。一部は実際に戻されて現地で生活しているようだ。その様子は、数年前にNHKのドキュメントで見たことがある。サラブレッドのように大きくはなく、いわゆるポニーほどの大きさだが、蒙古の土の色、黄土色に近い赤茶色でつぶらな瞳と、ロバのように長く立ち上がったたてがみが特徴だ。
この他に、わたしが見たときは横浜市野毛山動物園にモウコノロバ(蒙古野驢馬)というロバがおり、このロバは大変大きく、ポニーほどもあった。今は、よこはま動物園ズーラシアにいるのかも知れない。
この他に、わたしが見たときは横浜市野毛山動物園にモウコノロバ(蒙古野驢馬)というロバがおり、このロバは大変大きく、ポニーほどもあった。今は、よこはま動物園ズーラシアにいるのかも知れない。