備忘簿

日常の呟きを記録する。

ヒグラシ<蜩>

2014年09月30日 07時03分07秒 | 昆虫
セミ科ヒグラシ属の蝉。公園の道を歩いていると、木からぱっと蝉が飛びたって他の木に止まった。そっと近づいて撮ろうとしたのだが、はて何処にいるだろうと目をこらしたが、なかなか見つからない、そんな馬鹿な、としっかりと見てみると、何と目の前に止まって居るではないか。それはその木の木肌に全く同化したような保護色で、言うなれば木遁の術で木と一体になっているようだった。このヒグラシはそれに絶対の自信を持っているのか、ゆっくり近づいても一向に逃げる気配はなかった。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハグロトンボ♂<羽黒蜻蛉>

2014年09月29日 06時32分54秒 | 昆虫
カワトンボ科アオハダトンボ属のトンボ。見た目まんまの和名。そして、見かけはほっそりとして小さく見えるが、体長は60mm前後、後翅長も40mm前後あり、トンボとしてはやや大型に属する。飛び方が優雅で、他のトンボのように翅を素早く動かさず、ひらひらとゆっくりと羽ばたきまるで蝶のようだ。雌は全体に茶色味を帯びた黒色でかなり地味に見える。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナガサキアゲハ♀<長崎揚羽>

2014年09月28日 06時52分54秒 | 昆虫
アゲハチョウ科アゲハ属の蝶。本種の命名はかのシーボルトであって、長崎で最初に記録されたという。南方系の蝶で、図らずも日本はその最東北限に当たっているという。私の持っている1972年発行の図鑑では、近年和歌山県で土着の傾向が見られるとある。それが他の資料によれば、近年では宮城県でも見られるそうで、どんどんと北上しているようだ。これは温暖化の影響という。
数年前にも同じ公園の草地で見たことがあるが、そのときは、息絶え絶えといった飛び方で弱々しかったが、今回のものは元気いっぱいで花から花へ飛び回っていた。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テイカカズラ<定家蔓>

2014年09月27日 06時51分51秒 | 樹木
キョウチクトウ科テイカカズラ属の落葉つる性木本。藤原定家の墓に生えたと言われる伝説があるという和名。茎から付着根を出して他の木や岩によじ登り、十数mにも伸びる。佐倉城址公園には10mほどのものがあり、花期には咲いた花が滝のように見えて大変見事である。花をよく見ると5裂している上に平に開き捩れているのがこれまた面白い。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウホネ<河骨>

2014年09月26日 06時43分25秒 | 野草
スイレン科コウホネ属の多年草。河床に這うように白い節のある根があたかも白骨のように見えるという和名。自生のものはまだ見たことがないが、何カ所かの池に植えられているのを見る。
花弁のように見えるのは萼片で5枚あり、その中に細長い小さな花弁が外側に反り返って付いている。普通に撮影すると、この萼片の中が白く飛んでしまい、撮るにはなかなか難しい被写体だ。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニホンカナヘビ<日本金蛇>

2014年09月25日 06時38分22秒 | 爬虫類等
カナヘビ科カナヘビ属のトカゲ。日本固有種だという。和名の由来は不明とのこと。ただ、カナは愛しい(かなしい)に通ずると言うことで可愛いのでそう呼ばれたという説もあるそうだ。まあ、このトカゲを見て可愛いという感情が湧くかどうかは個人差があるだろうからこの説もやや弱い気がする。特徴は、何しろその尾が大変長いことだそうだ。尾が体全長の70%余もあるらしい。なお、千葉県RDB:カテゴリーD 一般保護生物に指定されている。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウバユリ<姥百合>

2014年09月24日 06時49分51秒 | 野草
ユリ科ユリ属の多年草。花の頃に葉が枯れていることが多いので「歯がない」の語呂合わせという和名。林内に生えており高さが高く他の草などよりぬきんでて咲いている。花は緑白色で、全体が緑っぽいかんじがする。同じ区内にある自然公園のやや開けて陽が少し当たるような林内に咲いていた。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウチワヤンマ<団扇蜻蜒>

2014年09月23日 06時57分15秒 | 昆虫
サナエトンボ科ウチワヤンマ属のトンボ。ヤンマと付いているが大型の重量感のあるサナエトンボで腹部第8節には黒で縁取られた黄色の大きな団扇状の広がりがあるのでそれを団扇と見立てて付いた和名。毎年同じ池に見に行くのだが、今年も見られてうれしかった。ギンヤンマなどは池の上を周回飛行して滅多に止まらないが、このウチワヤンマは結構枝先などに止まってくれるので、撮ることができる。7月25日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メハジキ<目弾き>

2014年09月22日 06時50分41秒 | 野草
シソ科メハジキ属の多年草。図鑑によれば、子供が短く伐った茎をまぶたに挟んで目を開かせて遊んだからという和名。そんな遊びをしたおぼえはないが、そんな遊びのある地方もあったのだろう。結構高さがあり、1m以上にもなる。画像のものも1.2m程はあっただろうか。上部の葉腋に淡紅紫色の花を咲かせる。派手ではないが背が高いので目立つ野草だ。7月25日、佐倉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマナシ<浜梨>

2014年09月21日 06時53分36秒 | 樹木
バラ科バラ属の落葉手木。浜の梨という和名。別名ハマナスは東北地方でシをスと訛ったもの。けっして浜の茄子ではない。このハマナシはかじってみるとほんのりと甘く、その味が梨に似ていると言うことらしい。見た目は梨と言うよりも赤カブに似ている。
太平洋側の南限地は学術的には茨城県だが、実際には我が千葉県の九十九里町だ。九十九里浜に沿った芝地に数十株のハマナシが自生しており、毎年ひっそりと花を咲かせている。画像のものは、佐倉市にある「くらしの植物苑」のもので、ここでも毎年立派に花が咲き実が成っている7月25日、佐倉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする