ツバキ科ツバキ属の変種。ヤブツバキの変種の一つで、実の直径は5cmもあり、まるで小さな林檎のようだという和名。千葉市の懸垂式モノレールは、総営業距離15.2kmは懸垂式モノレールとしては世界最長で、2001年にギネス世界記録に認定されている。そのモノレールの都賀駅から小倉台への共用道路の並木として、このリンゴツバキバ植えられている。本当に小さな林檎がなっているようにみえる。ただ、ヤブツバキの変種らしく、大きな実の中に入っているのは、普通のヤブツバキの種と同じものだ。2017年8月9日、千葉市内で撮影。[
クルミ科クルミ属の落葉高木。実の中にある核が固くて凹凸も目立つことからこの名がついたと言う。川沿いの湿った場所に生えている。もちろん食用になるが、動物たちもこの実が好きなようで、何時だったか山梨の奥へ行ったときに、歩いていると林道の脇にたくさんのオニグルミの殻が落ちていた。それが見事に二つに割れており、中はきれいに食されていた。聞くところによると、リスが食した跡だと言う。2017年8月3日、千葉市内で撮影。
ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。百日紅とは、花は一日花だが、蕾が次々と開くため全体としての花期が長いという和名。まあ、普通は「猿滑り」と言われ、樹皮の古い皮が薄く剥がれてツルツルになり、木登りの上手なサルさえも滑り落ちるという意味だ。サルスベリの花はこの時期珍しくもないが、この花の色は濃い朱色で、ワタシ的には珍しいと思ったものだった。2017年8月3日、千葉市内で撮影。
スズカケノキ科スズカケノキ属落葉高木。プラタナスと言ったほうがいいのか。「スズカケの径」という歌があるがこれは「佐伯孝夫の作詞、灰田有紀彦(灰田晴彦)が作曲して、有紀彦の弟である灰田勝彦が歌唱して1942年(昭和17年)9月にビクターレコードから発売された」そうだ。歌詞は忘れたが、メロディーはよく覚えている。
この公園には、ユーカリの木とともにスズカケノキの巨木もあり、ユーカリの木と同じ広場にあるので、その優劣を競っているかのようにみえる。2017年7月20日、千葉市内で撮影。
この公園には、ユーカリの木とともにスズカケノキの巨木もあり、ユーカリの木と同じ広場にあるので、その優劣を競っているかのようにみえる。2017年7月20日、千葉市内で撮影。
フトモモ科ユーカリ属の常緑高木。オーストラリア原産で明治初めの渡来し、公園などに植えられている。もともと巨木になるのだが、現在このユーカリの木は目通り1.5mを超え、高さも優に30mを超えている。この公園のランドマークだ。この公園に来た時は、私はいつも、この木の写真を撮り、根本へ行って手でそのぬくもりを感じ、挨拶をすることにしている。2017年7月20日、千葉市内で撮影。
マメ科コマツナギ属の草本状の小低木。馬をつなげて置けるほどに丈夫だという和名。日当たりの良い草地などに生えている。葉は奇数羽状複葉。葉腋に総状花序を出して、淡紅紫色の花を密につけて咲いている。緑一色の草原に、紅紫色の花は意外と華やかに見える。2017年7月、千葉市内で撮影。
ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。樹皮が平滑で、特に夏は古い革が薄く剥がれてツルツルになる。だから、木登りの得意な猿も滑って落ちるほどだという和名。原産地は中国南部だと言う。花は円錐状花序を枝先に出し、直径3cmほどの花を多数つける。今盛りと咲いているが、散歩の途次にも結構たくさん見ることができる。ただ、我が家にもあったのだが、いつの間にか消えてしまったのは残念だ。2017年7月、千葉市内で撮影。
バラ科キイチゴ属の落葉低木。というよりも見た目は草本のように見える。いつも散歩に行く道すがらにこのキイチゴがたくさん実っているのを最近目にしている。本当に苦いのかどうかは食してみていないのでわからない。今度出会ったら食してみようと思っている。2017年7月、千葉市内で撮影。
クスノキ科クロモジ属の落葉小高木。春にはに先立って透明感のある淡紅色の小さな花が小さく丸く集まって咲いている。この花も初めてみたときを覚えている、それは裏高尾で菫を探していたときだった。もう十年以上昔のことだ。名は、油と瀝青(チャン)とを合わせたもので、瀝青とはコールタールのことだ。種子や樹皮に油を多く含みよく燃えることに由来すると言う。3月19日、千葉市内で撮影。
バラ科サクラ属の落葉高木。資料には「原木は伊豆の修善寺境内にあり、別名を修善寺紅寒桜とも言い、ヒカンザクラとオオシマザクラとの自然交雑種と考えられている。」そうだ。花が大きく樹高も高いので、これも結構園芸種として植えられているらしい。3月17日、千葉市内で撮影。