ユリ科ジャノヒゲ属の多年草。自生しているものはあまり見かけないが、公園等の下草として植えられているのをよく見る。和名は、葉の葉脈が筋張っていて、進物や縁起物に添える熨斗に似ているからと言う。ちなみに、熨斗とは広辞苑では伸ばしと同意語だという。伸ばすのを熨すととも言うから同じ事なのだろう。10月10日、千葉市内で撮影。
トンボ科アカネ属のトンボ。翅の先端に黒褐色の斑紋があるアカネは日本に4種居るがその中で一番大型。熨斗目とは腰と袖の部分だけに縞や格子の模様のある織物を言い、これにトンボの腹部の黒帯模様が似ているからと言うもの。
最近というか今頃里山のへりの道などを歩くと、至る所にノシメトンボがおり、飛びたっては又止まったりしている。その為なのか、以前には結構見られたマイコアカネやマユタテアカネなどの他のアカネトンボがあまり見られなくなっているような気がする。10月10日、千葉市内で撮影。
最近というか今頃里山のへりの道などを歩くと、至る所にノシメトンボがおり、飛びたっては又止まったりしている。その為なのか、以前には結構見られたマイコアカネやマユタテアカネなどの他のアカネトンボがあまり見られなくなっているような気がする。10月10日、千葉市内で撮影。
トンボ科アカネ属のトンボ。雄は秋になると成熟し頭・胸・腹が真っ赤になる。余り詳しくはないが、アカネ属のトンボでこれだけ真っ赤になるのは他には居ないのではないだろうか。これに比して雌は中途半端にやや赤みを帯びる程度だ。9月12日、千葉市内で撮影。
マメ科タンキリマメ属の蔓性多年草。別名はオオバノタンキリマメだそうだ。葉の形が、付け根の方が広いのがトキリマメで、先の方が広いのがタンキリマメだ。だから、今まで見たのはすべてトキリマメだった。このブログ内では過去のタンキリマメはすべてトキリマメの間違いだったので、ここで訂正したい。という言うことはまだタンキリマメを見たことがないと言うことになる。9月12日、千葉市内で撮影。
ハンミョウ科の昆虫。東京と名が付くからには都内だけにいるのかと思いきや、九州にも棲息しているという。以前このブログでもエリザハンミョウを載せたが、エリザハンミョウは千葉市内のとある公園のやや湿った菖蒲田のあぜ道にたくさん居たのだが、このトウキョウヒメハンミョウとおぼしきハンミョウはそのすぐ脇の砂利道にいたもの。初めこれもエリザハンミョウかと思ったが、よく見ると模様が異なっているので、帰宅してから図鑑で検索するとトウキョウヒメハンミョウと分かったもの。まあ、ここは千葉市内だし、東京に近いので、いてもおかしくはないのだろう。9月12日、千葉市内で撮影。
ミカン科サンショウ属の落葉低木。かっては薑(はじかみ)と言われ、日本古来の香辛料として今なお使われている。若い芽を「木の芽」とも言うようだ。我が家にも庭の裏の片隅に植えられているが、本当にたまにしかその葉を使ったことはない。画像は自生しているもので、自然公園の薮の中で赤い実が目立っていた。9月12日、千葉市内で撮影。
スイレン科コウホネ属の多年草。浅い池沼に生える。横に這う太くて白い地下茎が白骨に見えることによる和名。自生しているものはまだ見たことはないが、公園の浅い池などによく植えられているものを見ると、白い地下茎が本当に白骨のように見えるから妙である。ただこの花を撮ると、黄色の花は明度が高いのか、白飛びしてしまうことが多いので結構気をつけて撮らねばならないのが面白い。9月12日、千葉市内で撮影。
バラ科キンミズヒキ属の多年草。細長い花序をタデ科のミズヒキに例えた和名。普通に草地に生えているが、花序全体にまんべんなく花が咲いていることは少なく、多分下から咲いて行くので上だけ残った感じのものが多い。花は直径0.8mmほどの小さいものだが、梅や桜と同じように5弁花だ。これもまた草むらの中からややぬきんでて咲いている様は風情のあるものだと思う。9月12日、千葉市内で撮影。
オミナエシ科オミナエシ属の多年草。花の色が白いし、オミナエシより強く丈夫そうに見えるからと言う和名。日当たりの良い山野にごく普通に見られると言うが、黄色い花のオミナエシに比べ地味な白い花なので余り目立つことはないようだ。だからついつい見逃してしまい、オトコエシがあることさえ気がつかないことが多いかも知れない。9月12日、千葉市内で撮影。
コウノトリ目サギ科アオサギ属の留鳥。我が国サギ類虫最大種。近くで見るとかなり大きい。立っていると1m近いのではないかと思われる。そして、その飛んでいる姿は大変優雅で、その羽ばたきはゆっくりと大きく、けっして急がないという雰囲気で飛んでいる。飛行機で言えば重爆撃機と言ったところだろう。9月12日、千葉市内で撮影。