備忘簿

日常の呟きを記録する。

ヤマユリ<山百合>

2011年08月30日 06時35分04秒 | 野草
ユリ科ユリ属の多年草。山野に広く自生する。山百合独特の強い芳香があり、雄しべに付いている赤褐色の花粉が目立ち、この花粉が着ているものに付着するとなかなか落ちない。
わたしはこのヤマユリには子供の頃の思い出があり、忘れることができないし、最近になっても、この花を見るといつでも思い出してしまう。まあ、たいした思い出ではないのだが、子供の頃千葉県のM町に住んでいたが、夏になり、山にヤマユリが咲き出すと子供達は競ってその根を掘り出してその数を自慢したものだ。持ち帰ってどうすると言うこともないのだが、ヤマユリの根を掘り出すことが楽しかったからかもしれない。だから近隣の山にはほとんどヤマユリが無くなってしまうほどだった。しかし、成人してからその山へ行ってみたが、ちゃんとヤマユリは咲いていたのでほっとしたものだ。7月22日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴマノハグサ<胡麻の葉草>

2011年08月29日 07時10分15秒 | 野草
ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草。ゴマノハグサ科は世界に200属余、4000種余を含む大変大きな科であるがその象徴がこのゴマノハグサなのだ。環境省RDBで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている希少種でもある。ただ、その影は大変薄い。Googleで検索しても2つの項目しか出てこない。ほとんどゴマノハグサ科となってしまう。だが、わたしの近くの公園の草地には、今盛りとゴマノハグサがひょろひょろと2m近くまで伸びて、その先に総状花序をつくり、細かい花を咲かせている。7月22日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カワラナデシコ<河原撫子>

2011年08月28日 06時56分31秒 | 野草
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。近くの公園のクヌギの疎林の下草がまばらに生い茂る中にたった1株だけだが淡紅紫色の花が目立っていた。カワラというから河原だけに咲くと言うことではないようで、野原や草地に咲いていて、海岸の砂地にも咲いているのを見たことがある。海岸に咲いているので別の種類のハマナデシコかと思ったが、花をよく見るとやはりカワラナデシコだった。7月22日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオシオカラトンボ雌<大塩辛蜻蛉>

2011年08月27日 07時15分30秒 | 昆虫
トンボ科のトンボ。いわゆるシオカラトンボの雌のムギワラトンボによく似ているが、一回り大きく、黄色と黒のコントラストがかなりはっきりしている。池沼に近い草地などに普通に見かける。だが、雄よりは見ることが少ないかもしれない。
子供の頃には多分見たことがなかったと思う。大人になって、トンボを撮るようになって、シオカラトンボとほとんど同じだが、大きめのシオカラトンボをオオシオカラトンボというのだと理解したのか、はたまた、子供の頃もトンボを追いかけていたのでその種類を見間違えなどしないとすれば、子供の頃住んでいた近辺にはオオシオカラトンボが居なかったのかもしれない。7月22日、千葉市内で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマアカガエル<山赤蛙>

2011年08月26日 06時12分06秒 | 爬虫類等
アカガエル科の蛙。幼時はエラがあって水中に棲む水生だが、成長するとエラが消えて肺が生じ陸生となる、いわゆる両生類だ。低地に棲息するニホンアカガエルとよく似ており、背の模様で区別できるとあるが、詳しくは知らない。サンカヨウを撮っていると、その下にうごめくものがおり、よく見ると蛙だった。全身がオレンジ色をしていて、アカガエルだとすぐに解ったが、標高の高いこんなところにいる蛙の名前はわからなかった。帰宅してから図鑑などを参照してヤマアカガエルと言うらしいことがわかった。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマカラマツ<深山唐松>

2011年08月25日 06時50分42秒 | 野草
キンポウゲ科カラマツ属の多年草。産地から亜高山にかけて生える。平地で見られるアキカラマツに比較して、花がやや大きく色も白く繊細な感じがする。当日は雨だったが、雨に濡れて花がややしぼんでいた。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マタタビ<木天蓼>

2011年08月24日 06時43分01秒 | 樹木
マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本。枝先の葉が、草本のハンゲショウのように白くなるのが特徴。それに、猫にマタタビと言うくらい、ネコ科の動物の大好物だ。バスで移動する旅の最中によく木々に絡まっているのを見かける。今回は間近でなんと花の咲いているマタタビが見られた。図鑑によれば、雄花をつける株と両生花をつける株とがあるそうだが、これがそのどちらかは解らない。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイケイソウ<梅草>

2011年08月23日 06時26分41秒 | 野草
ユリ科シュロソウ属の多年草。コバイケイソウは何回か見ているが、バイケイソウは初めて見た。コバイケイソウは小さなバイケイソウと言うことだろうから、小さくないバイケイソウが無くてはならないわけで、それがこのバイケイソウと言うことになるわけだ。図鑑によれば、和名は花が梅に似ていて、葉が蘭に似ていることによるそうだ。ケイランなどとは聞いたことがなかったので、ネットで調べてみると、シュンランのようないわゆるシンビジウム属のランのようだ。それに葉が似ていると言うことのようだ。画像はもっと大きく撮れれば良かったのだが、近づけなかったので、詳細はわからない。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツルアジサイ<蔓紫陽花>

2011年08月22日 06時19分24秒 | Weblog
ユキノシタ科アジサイ属の落葉蔓性木本。アジサイの仲間で蔓性なのは本種だけだそうだ。気根を出して這い上り時には15mに達するらしい。画像のものも栃の大木に絡んでかなりの高さまで這い上っていた。そして、このツルアジサイはよく知られているらしく、白馬大雪渓遊歩道のパンフレットにも載っていた。じつは、わたしはツルアジサイを見るのはこれで2度目となる。初めて見たのは、越後湯沢でそこにアルプの里という植物苑があるのだが、その奥の植物園から外れたところにやはり大きな木に這い上っているツルアジサイを見たことがある。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タマガワホトトギス<玉川杜鵑草>

2011年08月21日 06時30分00秒 | 野草
ユリ科ホトトギス属の多年草。和名は、山吹の名所である京都府井出の小河川である玉川に由来すると言う。だいぶ前に、一度だけだが佐倉市内の林ので見た覚えがあり、翌年にはなくなってしまっていた、だから何年ぶりかでタマガワホトトギスに出会ったことになる。見たい見たいと思っていた花だったので、大変うれしくなったものだった。ただ、今回白馬台雪渓遊歩道のトレッキング中ではこの一株だけだった。7月19日、長野県白馬村で撮影。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする