備忘簿

日常の呟きを記録する。

コバンソウ「小判草」

2009年05月31日 06時24分10秒 | 野草
イネ科の1年草。いかにも日本的なこの植物がヨーロッパ原産の帰化植物とは、見かけによらないものだ。図鑑によれば明治時代に観賞用として移入されたとあるが、広辞苑によれば牧草に混じって渡来したとある。いずれにしても帰化植物だと言うことだ。
この画像は山武市内で撮ったものだが、千葉市内でも見たし、東京都内でも見たことがあり、結構広く生えていると言うことだろう。ただ、山武市内のものは大群落を作って群生しており、これが本当の小判だったらその中に埋まっていたくなるような光景だった。
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ショウブ「菖蒲」

2009年05月30日 06時44分02秒 | 野草
サトイモ科ショウブ属の多年草。5月の端午の節句にたてる菖蒲湯にはこの葉を用いるわけだが、花は今頃咲くわけだ。属は違うけれど、マムシグサなどと同じ科の植物で、ひいてはあのミズバショウとも同じサトイモ科の花と言うことになる。
細い花茎の先に5cmほどの肉穂花序を斜め上に付け、それには細かい両性花がびっしりと付いており、下から順に咲いて行くそうだ。これも成東・東金食虫植物群落で撮ったもの。誰も気がついて見るわけでもなく、ひっそりと咲いていた。
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ハルリンドウ「春竜胆」

2009年05月29日 06時29分35秒 | 野草
リンドウ科の2年草。春になるとハルリンドウを探すのだが、フデリンドウは普通に見つかるのだが、ハルリンドウはなかなか見つからない。成東・東金食虫植物群落ではハルリンドウが普通に見られ、フデリンドウは見られない。だから、ハルリンドウを見るためにも成東・東金食虫植物群落へ行くことになる。ここは秋になるとリンドウとホソバリンドウが見られ都合3種類の竜胆が見られることになる。
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コキンバイザサ「小金梅笹」

2009年05月28日 06時18分34秒 | 野草
キンバイザサ科の多年草。私の持っている図鑑にはヒガンバナ科となっているが、近年それが別れてキンバイザサ科になった。結構小さな花で、直径は1cmほど。しかし、成東・東金食虫植物群落では黄色い花は存在感があり、遠目でもよくわかる。この花は別に湿地でなくとも良いようなので、やはりこの群落も草原化しているのかも知れない。
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イシモチソウ「石持草」

2009年05月27日 06時13分56秒 | 野草
モウセンゴケ科の多年草。成東・東金食虫植物群落では6種類の食虫植物が咲くが、その走りがこのイシモチソウだ。これはモウセンゴケ科全体に言えるのだが、その葉には線毛があり、先端から粘液を出して虫を捕らえるわけだ。だが、たまにはその葉に石がくっついていることがあり、石をも持つと言うことで名前が付いたのだろう。ただ、小石のあるような所には生えていないのだが。まあ、そんなこともあるだろうと言うことなのかも知れない。
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トキソウ「朱鷺草」

2009年05月26日 05時48分04秒 | 野草
ラン科の多年草。成東・東金食虫植物群落で見たトキソウ。この群落へは毎年おもな花が咲くときを狙って見に行くが、今年はハルリンドウに続いてトキソウの時期に行ってきた。
その薄紅紫色の花の色が朱鷺に似ているのでその名が付いたというのもうなずけるところだ。また、この群落の名の通り、ここでは6種類の食虫植物が見られるので、その花の時期を追って見に行くことにしている。
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ニホンカワトンボ雌「無色翅型」

2009年05月25日 06時30分40秒 | 昆虫
シオヤトンボが出始めると同じ頃に川にはニホンカワトンボが出現する。このトンボも早くトンボに会いたいと思っている私にとってはうれしい存在だ。翅が無色だったり橙色だったりするが、雌は無色だけだとトンボの本には書いてあった。千葉市内で撮影。
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シオヤトンボ「塩屋蜻蛉」

2009年05月24日 06時09分47秒 | 昆虫
春早く出現。いわゆるシオカラトンボを小さくす、やや太めにした感じのトンボ。雄の体は塩をふいたように白粉で覆われる。これから塩屋という名が付いたのかも知れない。カワトンボと共に春一番に出現してくれて、私のトンボを見たいという欲望を早速に満たしてくれるありがたいトンボだ。千葉市内で撮影。
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アマドコロ「甘野老」

2009年05月23日 06時43分22秒 | 野草
ユリ科の多年草。全体に上品な感じのする植物で、花も釣り鐘状でなかなか風情がある。私は結構好きな花の1つだ。その地下茎にはやや甘みがあり、薬用や古くは澱粉製造用に採ったと言うから贅沢なものだ。かなり群生するので、その根を掘って乾燥すれば、澱粉も採取できるのかも知れない。千葉市内で撮影。
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ハマナシ「浜梨」

2009年05月22日 06時13分30秒 | 樹木
バラ科の落葉低木。北の海岸砂地に自生する植物で学説による南限は茨城県大野村の鹿島浦砂丘としている。ところが千葉県九十九里町納屋屋敷地先の芝地に自生していることが昭和47年(1972)に発見されたということで、真の太平洋側の南限は私の住んでいる千葉県と言うことになる。
昨日見に行ったのだが、遅すぎて咲いているのはたったの数本しかなかった。もっと早く行けば良かったと若干後悔したが、撮ることは無事に撮れて大満足。撮っている間中大変良い香りが風に漂いうっとりとするほどだ。
さて、ハマナシの一般名はハマナスだ。これはハマナシのシを東北でスと訛ったのでハマナスになったと言うことになっている。ただ、定説にはなっていないようだ。
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