備忘簿

日常の呟きを記録する。

オシドリ「美しい姿形の」

2006年10月31日 03時09分44秒 | 野鳥
オシドリも、楽に餌にありつけるためにはアヒルと同じになってもかまわないようだ。ここ千葉市泉自然公園の池には通年オシドリが棲息しているが、飼われているガチョウ用に蒔かれた餌にオシドリやカルガモやバンなどが群がって食している光景が見られる。初めてこの姿を見たときは「おまえはアヒルではないのだからそんなことをするなよ」と言いたくなったほどだ。しかし、餌を楽に食せると言うことは、得難いことなので致しかた無いところだろう。
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セイタカアワダチソウ「日本の原風景を変えた」

2006年10月30日 06時37分54秒 | 野草
セイタカアワダチソウは、キク科の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。荒れ地や植生の破壊された場所に進入し繁殖し、しばしば大群落を形成する。ススキやオギが風にたなびき白銀の波がうねっているような原風景が、黄色い色のつまらない風景となった。これも自然の成す技の一つなのだ。しかし、セイタカアワダチソウも間近に見れば、大変美しい花なのだが。理解はされないだろう。他の植物を排除する化学物質を出し、それは自分の種子までをも発芽を抑制してしまうので、いわゆる栄養繁殖の地下茎でどんどん繁殖するそうだ。
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シロバナサクラタデ「蓼食う虫も」

2006年10月29日 06時37分36秒 | 野草
好き好きなどと云うが、このシロバナサクラタデは好きな人ばかりかも知れない。やや湿気を帯びたところに生え、白い大きめの花を穂状に付ける大型のタデ科の植物。今年は色々な所でこの花を見たが、この画像の場所が最も自宅に近く、わざわざ遠くへ行かなくてもと思ったものだ。雌雄異株で、この画像の花は雌株だと思われる。8月頃から咲き出して、この時期になってもまだ咲いているので、花期は長いのだろう。千葉市の郊外のとある休耕田に咲いていたもの。
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ミズヒキ「紙糸の水引に似て」

2006年10月28日 06時39分44秒 | 野草
細く長く赤色の小花をまばらに穂状に付け林縁などに空中に糸を張るように咲いているタデ科の植物。撮るのにはとらえどころもなく、ほとんどクローズアップで撮るしかないような花だ。祝儀不祝儀に使用する水引は紙を紙縒状にしてのりで固めたもので、祝儀には紅白、不祝儀には黒白を用いるが、自然界には黒白はないけれど、白花をギンミズヒキと言い、科は異なるけれどバラ科には黄花のキンミズヒキなどがある。
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ゲンノショウコ「服用後ただちに」

2006年10月27日 06時44分05秒 | 野草
薬効が現れるという「現の証拠」という名前を持つフウロソウ科の植物。主に夏に咲くのだが、この時期にもなお花が見られる。下痢止めや健胃薬として使われていたらしい。私自身はたぶん使ったという記憶はない。昔は色々な薬草などを飲まされたり塗られたりしたものだが、ゲンノショウコやセンブリなどは用いたことがない。千葉県で見るこの花の色は白いものや薄紅色のものが多く、赤い花はあまり見られない。千葉市のとある自然公園には赤い花のゲンノショウコがあるが、これはたぶん植えられたものだろう。この画像は千葉市郊外の田圃の脇の溝の淵に咲いていたもの。
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イヌタデ「あかまんま」

2006年10月26日 06時39分39秒 | 野草
最も普通に見られるタデ科の植物は、このイヌタデだろう。ほとんど何処にでも見られる。時として大群落を成していることがある。この時は赤い絨毯となる。私には別称のアカマンマの方が通りが良い。これも子供の頃の思い出となる。ツユクサやオオバコやアサガオやその他その他で遊んだ思い出だ。アカノマンマをご飯の代わりにしたことなどが思い出される。ままごとを辞書で引くと飯事とでてくる。ままごとは食べる所作を基本とする遊びというわけだ。
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アオイトトンボ♂「金属緑色に輝く」

2006年10月25日 06時51分32秒 | 昆虫
体は大変美しい。好きなトンボの一つだ。秋遅くまで見られ、11月に入っても見ることが出来るトンボだ。この時期は、里山の裾の陽の当たる場所によく見られる。その飛び方もゆっくりとして中々優雅な感じがする。
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ナツアカネ♂「赤い唐辛子のような」

2006年10月24日 06時48分19秒 | 昆虫
顔から腹の先まで真っ赤な赤とんぼ。折れた茎の先に止まっていた。すぐ思い出したのは童謡「赤とんぼ」。三木露風作詞、山田耕筰作曲。歌詞は以下のよう。

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠に摘んだは、まぼろしか

十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先

一番の「負われて見たのは…」をずっと「追われて見たのは…」と思っていたら「子守のねえやにおんぶされて見たのは」ということだった。私も子供の頃に行った母の実家にねえやがいたような覚えがあるのを思い出した。終戦前のことだが・・・。遠い昔の日のことだ。
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ミゾソバ「正に溝に生える」

2006年10月23日 06時49分21秒 | 野草
田圃の脇の溝などに沢山かたまって咲いていることが多い。そんな群落もまた美しいが、一枝だけで見ても中々美しい。だが、ソバとは全く関係がない訳ではないだろうが同じタデ科の一年草。葉が三角形でソバに似ているのでこの名が付いたらしい。しかし、この若葉がまた食用にされていたというので驚いた。よく見ると、花の先の赤が濃いものから薄いもの、そして全く赤くないものや黄緑かかった色のものまで色々見られる。これも千葉市の郊外の田圃の脇の溝で撮ったもの。
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稲のひこばえ「稲孫」

2006年10月22日 06時33分01秒 | Weblog
千葉市のとある郊外を散策していると、何と稲がたわわに実り頭を垂れて、今正に刈り入れの時期と見まごうばかりの田圃に出会った。よく見るとそれは刈り取った株から出たひこばえで、それが実っているのだ。広辞苑によれば、稲のひこばえを稲孫と書いて「ひつじ」といい、秋10月の季語ともなっているという。今年は秋になっても気温が高く、ひこばえさえも実ったという訳なのだ。昔はこれも刈り取って収穫したこともあるそうだが、今は労多くして功少なしということで、野鳥の餌となることになる。
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