備忘簿

日常の呟きを記録する。

ナガハシスミレ「長嘴菫」

2009年04月30日 06時13分10秒 | 野草
新潟県長尾市にある国立越後丘陵公園では菫が数種類見られたが、このナガハシスミレは初めて見たことになる。いわゆるタチツボスミレの仲間なのだが一番の特徴がその名のように大変長い距にある。長いばかりかくるっと反り上がっており、あたかも天狗の鼻のように見える。そこで別名をテングスミレというそうだ。そして、ここで普通のタチツボスミレを見た記憶がないので多分タチツボスミレの代わりのこのナガハシスミレが生えているのかも知れない。
改めて図鑑をよく読んでみると、何とその分布が特異なのが解った。それは日本の主に北海道から島根県の日本海側と遠く離れた北米の北東岸とに分布するそうだ。
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スミレサイシン「菫細辛」

2009年04月29日 06時31分39秒 | 野草
日本海側の多雪地帯に生える代表的な菫だそうだ。千葉県に住む私は自生しているものは見たことがなかった。国立越後丘陵公園ではごく普通に生えており、たっぷりと見ることができて大満足したものだ。
その根は太さも長さも小指ほどもあり、それをすり下ろしてトロロのように食するというのもうなずけるところだ。画像はその根が露出していたもの。
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ショウジョウバカマ「猩々袴」

2009年04月28日 06時12分04秒 | 野草
ユリ科の多年草。国立越後丘陵公園ではイワカガミとこのショウジョウバカマが対で見られて幸せである。ただ、時期がやや遅かったのかきれいな紅紫色の花が少なく黄色っぽく色変わりしてものが多かった。
図鑑によれば「和名は、花を猩々の赤い顔に、葉を袴に見立てたもの」とあった。
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コシノカンアオイ「越の寒葵」

2009年04月27日 06時21分12秒 | 野草
ウマノスズクサ科の常緑の多年草。カントウカンアオイは見たことがあるが、このコシノカンアオイは今回、国立越後丘陵公園で初めて見たことになる。カントウカンアオイと比較して見たことがないので、その特徴などは解らないが、いわゆる越前、越中、越後に生えるのでその名が付いたそうだ。
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オオバキスミレ「大葉黄菫」

2009年04月26日 06時04分39秒 | 野草
千葉県に住んでいる私は、いわゆるキスミレと言われる菫には出会ったことがない。近年になって、富士山の朝霧高原でキスミレを見たり、植えられたオオバキスミレを見たことがあるだけだ。
国立越後丘陵公園で今回このオオバキスミレを自生状態で見られたときは結構感激したものだ。日本海側の多雪地にはごく普通に生えて居るらしい。
その名の通り葉が大きく、それに比べて花はやや小さめのようだ。図鑑によればその地域の積雪量と関係が深いと書いてあった。
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イワカガミ「岩鏡」

2009年04月25日 06時21分17秒 | 野草
イワウメ科の多年草。と言っても私はイワウメ科など知らなかったし、なおその科に属する植物ではこの他にイワウチワを知っているだけだが。
新潟県長尾市にある国立越後丘陵公園という所でオオミスミソウを見るツアーに参加してミスミソウ以外にもたくさんの自生している植物を見ることができたので、少し載せてゆきたい。
イワカガミは言うには及ばずその葉は革質で表面に光沢がありてかてかと光っているのでその名が付いたという。
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ヒカゲスミレ「日陰菫」

2009年04月24日 06時31分50秒 | 野草
まあ、その名の通り谷すじのやや暗い所に生えていることが多い。いわゆるタカオスミレの母種で、ヒカゲスミレと言いながら葉がやや茶色になっているものもあり、その色の濃淡の程度問題か。八王子市裏高尾では、両者が同じ所に生えていて、その比較などできて面白かった。
では、何故葉が黒くなるのだろうかなどと考えてみたが。素人考えでは日陰の弱い陽の光を浴びて吸熱しやすいように葉が黒くなるのだろうとしか思いつかない。
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ヨゴレネコノメ「汚れ猫の目」

2009年04月23日 06時14分35秒 | 野草
ユキノシタ科の多年草でイワボタンの変種だと言われる。イワボタンも見たことがあるが、ヨゴレネコノメの方が、黄色のグラデーションが大きく見栄えがよいように思う。暗い山地谷沿いの湿地にあって、ぱっと光がわき出るように見える。
このように美しいものにヨゴレと付けることはないように思うのだが、そこはそれ、見た人の主観だから致し方ない所なのかも知れない。
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ミミガタテンナンショウ「耳型天南星」

2009年04月22日 06時22分16秒 | 野草
サトイモ科の多年草。私は今回八王子市の裏高尾で初めて見たもので、以前からウラシマソウやマムシグサは見ていて好きなのだが、このミミガタテンナンショウは大変面白くまた可愛いという感じがする。
仏炎苞の口辺部が耳たぶのように張り出しており、その形がほんとに耳のように思えるのがよい。
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ナガバノスミレサイシン「長葉の菫細辛」

2009年04月21日 12時59分38秒 | 野草
八王子市の裏高尾で見たこのナガバノスミレサイシンは白花タイプだった。菫の図鑑を見ると、白花タイプをシロバナナガバノスミレサイシンという大変長い名前だと言う。ツアーの講師の方が白花があるからと言って、案内していただいたもの。
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