8月15日にサクラオグルマを投稿したが、それは、佐倉城址公園内に植えられていたもので、必ずしも自生のものではなかった。ところが、今回全く自生のサクラオグルマに出会うことが出来た。千葉県九十九里平野のとある湿地にそれは咲いていた。田圃と芦原が接するところにへばりつくように10株ほど田圃の方へ傾くように咲いていた。緑の葦の茂みに黄色い大きめの花が大変印象的に見え、感激したものだ。
ガガイモについては、昨年の8月21日にも投稿しており、今回も、その内容をそっくり使うことにした。
「薄い紅色の5弁の花でよく見ると中々見応えのある花だと思います。ガガイモなどと奇妙な名ですが、この他にガガが付く花があります。それはガガブタと言い、池や沼に生える水生植物でスイレンのような葉ですが、花はガガイモによく似ております。同じ科の植物かというと全く違いガガイモはガガイモ科で、ガガブタはミツガシワ科だといいます。ではガガとはいったいなんでしょうか。牧野図鑑によればそれはスッポンの栃木県の方言でコガミという言葉が変化したものとあります。ガガイモの葉もガガブタの葉もハート型で亀の甲に似ているところから付いたとあるそうです。芋づるのようなガガでガガイモ、ガガが蓋をしたように水面いっぱいに葉を茂らせるからガガブタ」。画像のガガイモは千葉県栗山川中流域の土手に咲いていたもの。
「薄い紅色の5弁の花でよく見ると中々見応えのある花だと思います。ガガイモなどと奇妙な名ですが、この他にガガが付く花があります。それはガガブタと言い、池や沼に生える水生植物でスイレンのような葉ですが、花はガガイモによく似ております。同じ科の植物かというと全く違いガガイモはガガイモ科で、ガガブタはミツガシワ科だといいます。ではガガとはいったいなんでしょうか。牧野図鑑によればそれはスッポンの栃木県の方言でコガミという言葉が変化したものとあります。ガガイモの葉もガガブタの葉もハート型で亀の甲に似ているところから付いたとあるそうです。芋づるのようなガガでガガイモ、ガガが蓋をしたように水面いっぱいに葉を茂らせるからガガブタ」。画像のガガイモは千葉県栗山川中流域の土手に咲いていたもの。
千葉県成東・東金食虫植物群落ではコバギボウシが大きな群落を作って咲いている。毎年その範囲が大きくなるようで、今年は特に大きいのではないだろうか。
ところで、図鑑には湿地に咲くとあるが、8日に行った美ヶ原高原にも咲いていたし、園芸種が我が家の庭にも咲いている。結構色々なところで見るので、その適応力はたいしたものだと思う。
花は下から上へ順次咲いて行き、それぞれが一日でしぼんでしまうらしい。ただ、穂状に咲くので、長く咲いているように見える。
さて、擬宝珠とは何だろうかと広辞苑を見ると、橋の欄干の柱の先に宝珠飾りが付いているが、それを擬宝珠といい、ギボウシの蕾の形がそれに似ているのでその名が付いたとあった。
ところで、図鑑には湿地に咲くとあるが、8日に行った美ヶ原高原にも咲いていたし、園芸種が我が家の庭にも咲いている。結構色々なところで見るので、その適応力はたいしたものだと思う。
花は下から上へ順次咲いて行き、それぞれが一日でしぼんでしまうらしい。ただ、穂状に咲くので、長く咲いているように見える。
さて、擬宝珠とは何だろうかと広辞苑を見ると、橋の欄干の柱の先に宝珠飾りが付いているが、それを擬宝珠といい、ギボウシの蕾の形がそれに似ているのでその名が付いたとあった。
千葉県成東・東金食虫植物群落の垣にからみつくように咲いていた。白い4弁の花が沢山付き、見た目は大変華やかだが、蔓性なので一抹の寂しげな情緒も感ずる。
キンポウゲ科センニンソウ属で、同じ属にボタンヅルもあるが、これは葉に切れ込みがないのでセンニンソウ。この花が終わると、倒卵形のそう果ができるが、その花柱が長く白い羽毛状に広がるので、それを仙人の髭に見立てた名前だと図鑑にあった。そこまでは見たことがないので、今年は見る努力をしようかなと思う。
キンポウゲ科センニンソウ属で、同じ属にボタンヅルもあるが、これは葉に切れ込みがないのでセンニンソウ。この花が終わると、倒卵形のそう果ができるが、その花柱が長く白い羽毛状に広がるので、それを仙人の髭に見立てた名前だと図鑑にあった。そこまでは見たことがないので、今年は見る努力をしようかなと思う。
その名の由来を知ったとき、大笑いするとともに、その想像力のすばらしさに脱帽したものだ。なにしろその2節からなる実の平らな莢の形が、頬被りをした盗人が抜き足差し足忍び足している足もとの形に似ているからだというのだ。不名誉な名前を付けられたヌスビトハギには申し訳ないが、傑作なので不満もあろうが我慢してもらいたいものだ。
房総の谷筋の山道などを歩いていると、今正にタマアジサイがその殻(苞)を脱いで花を咲かせている。これから9月から10月も咲いているから、長い花期を持っているものだ。いわゆるガクアジサイなのだが、花の部分が紫色で美しく、装飾花はほとんど白だがこれがまばらに付いている。かなり野趣のある花だ。
谷筋の山道などを歩いていると、この時期クサアジサイに会える。ヤマアジサイに似た淡紅色の装飾花が大変美しい。ヤマアジサイが終わり、タマアジサイが咲くまでの間にひっそりと咲き始める。草本であるのでいわゆるアジサイとは異なるが、見た限りそれはアジサイに違いない。木本のアジサイのように両性花の回りを装飾花が丸く囲むように咲くと言うことはなく、小さく慎ましくバラバラと咲いている様を見ると、そこだけ涼風が吹き抜けているように思える。
千葉県のとある谷筋の山道を歩いていると、山裾側の日陰にオニヤンマが休んでいるのを見付けた。そっと近づいたのだが、気づかれて飛び立ってしまったが、じっと待っているとまたその同じ場所に帰ってきて止まってくれた。どうもここは彼のお気に入りの場所らしい。その後はそろそろと近づいてたっぷりと撮らせてくれたものだ。まだ羽化後あまり日数が経っていないような初々しい個体だった。黒に黄色の縞模様が大変美しい。
まだらネコ(斑猫)とはまた言い得て妙なのだ。その赤青緑のまだら模様が金属光沢に輝き、正に宝石だ。そして、その幼虫も、また成虫になっても他の昆虫を主食としている。正に猫属なのだ。顔つきをよく見ると、長い牙を持つどう猛な姿をしている。さしづめサーベルタイガーかスミロドンと言ったところだ。しかし、又の名をミチオシエという。それは、人が近づくと道の先へ先へと飛んで行き、また近づくと先へ飛んで行き、まるで道を案内しているようなのだ。だから、山道を歩いていてこの斑猫に会えないと大変寂しい。画像の斑猫は、千葉県のとある谷沿いの山道にいたもの。今年はその姿が大変少なく、少し心配だ。
北海道から屋久島まで分布しており、日本の固有種だという。地域によってその体色は異なることが多いらしく、千葉県のサワガニは褐色のものが多いようだ。今年は7月の長雨と8月早々の台風によって、山道が大変荒れている。まるで道が谷川のように水が流れたあとがあり、未だに水がちょろちょろと流れている場所が多い。
そんな歩きにくい沢沿いの山道を歩いていると、足下にサワガニが出ていた。つぶらな目が大変可愛いし、小さいのでつい長々と見る羽目になる。雄は右ハサミが大きいのが特徴というので、この画像のサワガニも雄に違いない。
そんな歩きにくい沢沿いの山道を歩いていると、足下にサワガニが出ていた。つぶらな目が大変可愛いし、小さいのでつい長々と見る羽目になる。雄は右ハサミが大きいのが特徴というので、この画像のサワガニも雄に違いない。