備忘簿

日常の呟きを記録する。

ゴールデンターキン「珍獣の一」

2006年12月31日 07時19分07秒 | 獣類
中国では三大珍獣というのが国家で指定されており、それはジャイアントパンダ、キンシコウ、そしてこのゴールデンターキン。ジャイアントパンダは言わずと知れた世界の珍獣中の珍獣。キンシコウはあの西遊記に登場する孫悟空のモデルになったという猿の仲間。そしてこのゴールデンターキンはウシ科ヤギ亜科で、いわゆるカモシカに近い動物でジャコウウシの近縁と言われる。ただカモシカと言っても大変大きく、小形のウシほどもある大きさだ。
世界にはチベット、ブータンそして中国の陝西省及び甘粛省の2000~4000mの高地に棲息している。それぞれが亜種で、特に中国のターキンは体全体が金色の毛に覆われているのでゴールデンターキンといわれる。
画像は多摩動物公園に飼育展示されているもので、たぶん♀だと思う。この他には、ズーラシアや金沢動物園で見たことがある。
初めて金沢動物園でみたときは思わず「オー!」と声を出したものだ。何しろ大きなカモシカでウシとしか見えない。そしてその色が金色を呈しているので、何か上品さも併せ持っているからだ。
そして、大分前のことだが、NHKでこのゴールデンターキンのドキュメントを見たことがあり、その不思議な生態から、是非みたいと思っていたのだ。日本では見られないものだと思っていたが、それが見られたので余計に感激したものだ。
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アムールトラ「大きい!」

2006年12月30日 06時48分49秒 | 獣類
スマトラトラというのがよこはまのズーラシアにいたが、それは体重最大で150kgと言われるが、このアムールトラは体重最大300kgに成るという。一体に同じ種でも北へ行くほど大型になると言われるが、それは寒冷に対する適応だという。
クマもまた同じでほっそりしたマレーグマから地上最大の猛獣と言われるホッキョクグマまでその差は大きい。
アムールとは黒竜江のロシア語名だそうで、その流域に棲息しているトラと言うことだ。ただ乱獲や密猟によりその数は現地では数百頭にまで落ちており、絶滅は時間の問題だと資料にあった。
画像は多摩動物園に飼育展示されているアムールトラで、かなり長い時間咆哮していた。同じ所を歩き回るので、目線がカメラに来た時を待って撮ったもの。
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ミコアイサ「巫女秋沙」

2006年12月29日 06時48分19秒 | 野鳥
最近ではパンダガモと言われているようだ。♂は全体が白色なのだが顔では目の周囲が黒く、あたかもジャイアントパンダとよく似ていて見た目が大変かわいらしい。初めて見たときにはこんな美しい鴨が居るのかと思ったほどだった。広辞苑によれば「アイサ(秋沙)はアキサの転じたもの」とある。
画像のものは多摩動物公園で飼育展示されているもので、自然下でのものではないのが残念だ。よく寝ており、その特徴の顔も見えないのもまた大変残念。
成田市の坂田ヶ池には、毎年渡ってきており、私は毎年その姿を見に行っている。ただ、あまり寒いと池が凍ってしまい、もっと広い印旛沼へ行ってしまうので、今年は適当に寒くなるのを期待したい。
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インドクジャク♂「peacock」

2006年12月28日 06時56分51秒 | Weblog
多摩動物園ではインドクジャクが放し飼いにされており、メイン道路を上ってゆくと♂のインドクジャクに出会った。その首から胸にかけての青というか藍色というかいわゆる群青色でラピスラズリの青い色に似ており、大変美しい。
英名では♂はpeacockで♀はpeahenと言い、ただ単にクジャクという場合はpeafowlだと資料にあった。それによれば日本語では「おんどり」と「めんどり」と「にわとり」と言い分けているのと同じだという。
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ハクセキレイ「♀は優しい色」

2006年12月27日 06時40分36秒 | 野鳥
7日に♂の冬羽の画像を載せたので今回は♀の冬羽。逃げて行くのでどうしても後ろ姿になってしまった。♂を見る機会が多いが♀はあまり見ていない。これは私だけの経験なのだろうか。はたまた一般則なのだろうか。どちらにしろ、ハクセキレイは、うん十年前の私の若い頃にはその数はあまり多くはなかったように記憶しているのだが、最近は関東ではごく普遍的にいる鳥になった。
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ワシミミズク「大きなフクロウ」

2006年12月26日 06時49分59秒 | 野鳥
一見して、私はあの宮崎駿の「となりのトトロ」のトトロを思い出した。よく似ている。小さなケージに入って狭苦しそうで気の毒に思ったものだ。だから、画像ではちょっと加工して、ケージを解き放してあげたもの。日本には北海道にまれに渡来すると図鑑にあった。
一般に頭に耳状の長い羽のあるものをズクと言っているが、日本最大のシマフクロウにも耳があるにもかかわらずフクロウと言っている。まあ、原則には例外がつきものだから。
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ハシビロガモ♂「ただ1羽」

2006年12月25日 06時53分14秒 | 野鳥
東京都井の頭公園の池には色々な野鳥が群で居るが、このハシビロガモはただ1羽だった。注意して見ていたが、他には見られなかった。たまたまこの日は1羽のみだったのかも知れないが。この♂はまだ換羽中(いわゆるエクリプス)なのか、本来の羽根色ではなかった。
成田市の坂田ヶ池にはたくさんのハシビロガモが居るが、その採餌法が面白い。数羽がまとまって水面をくるくると回りながら直径1.5程の円を描く。そしてくちばしを水面に入れて何かを吸うように食している。そこだけで見られることかも知れないが、そうでもないかもしれない。
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ゴイサギ「人に馴れた?」

2006年12月24日 06時36分05秒 | 野鳥
東京都井の頭公園の池には色々な野鳥が見られるが、このゴイサギもほんの5m程の所にいたもの。と言っても池の中の小島のような所なので人間は近づけないが。それをよく知っているのかも知れない。
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キンクロハジロ「大群だ!」

2006年12月23日 06時40分51秒 | 野鳥
12月17日投稿分のキンクロハジロは漁港にいたものだが、何と井の頭公園の井の頭池にも大群がいたのだ。確か昨年もこの時期にここに来ているのだがその時は見られなかったが。一応海ガモと言うことになっているのだが、こんな東京という大都会の中の池で、それも大群で見られるなどとは思っていなかった。まあ、東京は海に近い都会だから、あまり場所を選ばないのかも知れない。換羽も終わったきれいな個体だ。
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オシドリ♂「♀は?」

2006年12月22日 06時59分25秒 | 野鳥
♀は巣作り産卵孵化子育てを単独で木の洞などで行うため、この時期は♀の姿を見ることは少ないはずだ。そして、翌年の初夏までは♂は♂同士で集い生活すると云われている。7月頃子育ての終わった♀が、それに合流して秋にはつがいが成立する。だから1年の内、おしどり夫婦で居る時期はごくわずかだ。
東京都井の頭自然文化園へ、リュウキュウイノシシを撮りに行く道すがら井の頭池のほとりを歩いたが、池にはオナガガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、オシドリ、ユリカモメなどがおり、おまけにゴイサギまで見ることが出来た。この陸に上がったオシドリ♂は、誰かが餌を撒いているところへ鴨たちが押すな押すなと上がってきたもの。野生の鳥たちに餌を与えることは良いことではないとは知りながら、それは置いといて、私もそれに便乗して撮った訳なのだ。
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