しばらく成東・東金食虫植物群落の花を紹介してゆく。フジウツギ科アイナエ属の1年草。日当たりの良い湿原に生えるのだそうだ。花の直径は2.5mmと大変小さく、本当に注意してみなくては見過ごしてしまう。幸いに、この群落では名札があるのでそれと解るほどだ。千葉県では、カテゴリーB 重要保護生物に指定されている。9月7日、山武市内で撮影。
バラ科ワレモコウ属の多年草。吾木香とも書くところから、キク科のモッコウ(木香)から来たものと言うが、その由来はよくわからないそうだ。楕円形の花序には小さな花がたくさん集まって付いており、咲き終わった果実も同じ色なので、ちょっと見には咲いているのか咲き終わったのか解らない。成東・東金食虫植物群落には、ワレモコウがたくさん咲いており、湿地と言うよりは草原と言った風情だ。止まっているアカトンボはノシメトンボらしい。9月7日、山武市内で撮影。
これよりしばらくは、成東・東金食虫植物群落の花を載せる。
シソ科シロネ属の多年草。一見してシロネだと解ったが、幸いにこの群落では名札が立ててあり、ヒメシロネとあった。シロネよりもやや小型で、葉の形も細身だ。9月7日、山武市内で撮影。
シソ科シロネ属の多年草。一見してシロネだと解ったが、幸いにこの群落では名札が立ててあり、ヒメシロネとあった。シロネよりもやや小型で、葉の形も細身だ。9月7日、山武市内で撮影。
ウ科の留鳥。川と付くが、川に限らず河口、湾、湖沼、池、堀などに棲息する。カワウは群れで溜まる場所をいくつか持っており「ここで休息と睡眠をとる。夜明けには採餌のために餌場に向かう。このねぐらの内からコロニーを水辺に形成し、繁殖を行う」そうだ。一時その数を減らしたが、河川の浄化が進み鯉などの魚が増えているので、今では迷惑な鳥というレッテルを貼られている。画像のものは、あまり大きくはない池に居たもので、アオサギと同じところに休んでいたもの。9月7日、東金市内で撮影。
カイツブリは湖沼・池・沼・河川など結構いろいろなところにいて、その代わりらしい姿を見せているが、人が近づいたりすると、ぽこっとモブって、かなり遠くに姿を現す。要するに潜って逃げるわけだ。潜っている時間は25秒ほどだという。
カイツブリの巣は、浮巣で、鳰の浮巣などと言われているが、卵は数個産んで育てるのだが、今回見たものは雛はただ1羽きりだった。安全に健康に雛が育つにはかなり厳しい環境なのだろう。キッキッキという鳴き声が聞こえるのだがなかなか姿を現せなかったが、やっと出てきたのは親と雛1羽だけだった。9月7日、東金市内で撮影。
カイツブリの巣は、浮巣で、鳰の浮巣などと言われているが、卵は数個産んで育てるのだが、今回見たものは雛はただ1羽きりだった。安全に健康に雛が育つにはかなり厳しい環境なのだろう。キッキッキという鳴き声が聞こえるのだがなかなか姿を現せなかったが、やっと出てきたのは親と雛1羽だけだった。9月7日、東金市内で撮影。
ハト科の鳥。普通は留鳥。北海道や北日本では夏鳥だそうだ。私の家の周りにも結構キジバトはおり、昨日などは、前の家のテレビアンテナに二羽のキジバトが止まって、何か戯れているような様子だった。夏から冬にかけて番で居ることが多いそうだから、多分番なのだろう。和名は、体色が雉の雌に似ているからだという。9月3日、千葉市内で撮影。
タテハチョウ科の蝶。9月9日に雌を載せているので、補足として雄も載せることとする。記事は9日を参照していただきたい。ただ、年に4~5回発生するそうで、千葉県ではごく普通に見られる豹紋蝶になっている。8月30日、千葉市内で撮影。
オニヤンマ科のトンボ。国内トンボ最大種。道路などを往復してパトロールしている。と思うと、木の枝などにぶら下がるようにして止まっている。この日も田圃の脇の農道にオニヤンマがパトロールしていた。じっと少し待っていると、脇の木の枝先に止まったので撮ったもの。オニヤンマは結構こういった姿で、何度も撮っている、それのも朝早い時間帯だ。8月30日、千葉市内で撮影。
シロチョウ科の蝶。暖かい地方では年に5~6回も発生するという。だから3月から11月遅くまで見られると言うことになる。そして、サナギや幼虫で越冬するそうだ。幼虫の食草はマメ科の植物で特にどれとは決まっておらず、広くマメ科の植物を食草にしているという。画像のものは、多分下にいるものが雌で、上にいるのが雄だろ思われる。上の雄は雌に盛んにまとわりついて、交尾のチャンスをうかがっているようだった。8月27日、千葉市内で撮影。
ジャノメチョウ亜科の蝶。平地に草地にごく普通にいる。飛び方はひらひらとゆっくりとして、庭の花などにも吸蜜に訪れる。前翅の大きな目玉模様が特徴で、後翅には小さいが5個の目玉模様がある。8月27日、千葉市内で撮影。