嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ジョンロブはストレートに磨き上げる(爆)!

2009-06-19 11:04:45 | 履き道楽

000619_002 ジョンロブのチャペル・・・ダブルモンクの最新型。メディア露出も禿げしく、人気モデル、ということになっているらしいですが、なこたぁ関係ねえ(爆)。

プレステージラインともなればステッチのひとつひとつにまで入念な細工が施されていて、このあたりは店頭で手にとってみても実感できないかも。やはり履いて、磨き上げてみることです(爆)。革質もここまできますと別段こすらなくてもピカピカ光ります。

リーガルのローファーが光るのはガラス塗装のおかげな訳ですが、このグレードまできますと革自体が光沢を帯びます。ミュージアムカーフと呼ばれる極上カーフを、小学生時代より培った(ばかともいいます)テクでもって磨き上げたのが画像(爆)。

ステインリムーバーなる靴墨落しをフランネルの布にとって脱脂すること3日(爆)。完全にマットな状態を作り出したところに通気を良くして「すっぴん」状態としたところにビーワックスと呼ばれる蜜ロウから作られた高級ワックスを擦り込んでまたしても3日の放置プレー。完全に乾ききったところを拭きあげてやると「まあまあの」状態となります。このままはいても非常に上品な光沢で、まさにロブらしい気品に満ちた雰囲気がでてきて好ましいわけです。

000619_005  ここまでにしておけばよいものを(爆)、ヲタの血には抗えず(爆)、さらに画像のベルルッティ純正ワックスを刷り込んで鏡面を作り出します。極端に薄く塗って、そのたびに磨き上げる、を繰り返すうちに、えもいわれぬ「ペカペカ」状態が作り出されるわけですが、このレベルに持ってゆくまでの時間が磨きヲタにはたまらない時間というわけです。層にしてだいたい5層くらいを積み重ねるうちにいわゆる「鏡面」という状態が生まれてくるのですが、ここまできたらもう止まらない(爆)。このあたりをたとえば1日1層、という具合に落ち着いてゆっくりやれば割れにくい強靭な皮膜が形成されるのだ、とわかっちゃいるのですが、どんどん光りまくるヨロコビのあまり、止まらなくなる、というわけっすねえ(苦笑)。

ちなみにこのベルルッティのワックスはパークハイヤット東京に泊まって、靴磨きを依頼すると使ってもらえるらしい。オープン当初のザッシに書かれていたのを読んだので、いまだに層なのかは不明ですが、なんともいえないよいカヲリのワックスでつ。最近ではフタがイラスト入りのダサイやつに替わってしまったので、このロゴ入りのやつはまさにコレクターズアイテム、っす(ばかともいう)

000619_001_2 ダブルモンクは特にベルトまわりが磨きにくく、それなりのテクや用具(サイズをあわせたブラシ類を使います)を必要としますが、そのあたりもまたヲタにはタマランチ会長(爆)。なんともいえない一枚革でできたほとんどゲージツでわないか、と思える一足ですが、なかなか年季も入りにくく、あいかわらず新品臭さが抜けませんが、せいぜい活躍させてやるとしましょう。


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