B子さんのサスペンション周りに手を入れてから、3週間経過いたしました。走行距離はどこへ行ったというわけでもなく、1200kmほど。つい遠回りをしたりするせいでしょうか(爆)。
500kmと1000km近辺に壁というか大きな変化があって、このあたりを境にフィーリングが激変いたしました。全体になじみが少しづつですが進んで、仕上がりのバランスがそりゃあミゴトです。
長野県中部の県道や国道は特に路面の荒れが激しく、シビアな乗り心地となる場合が多いのですが、それらを徐々にいなしつつあります。
現状では、うちのボクスター通称ボクちゃんの方がウソみたいですけれど、乗り心地がマイルドで、いなしも優しいのですが、近い将来、逆転してしまう予測です。
この987と呼ばれた第2世代のボクスターでは、2005年から2008年までが前期型とされているのですが、うちのはその最終年式。最後に5馬力だけあげられたバリオカムプラス搭載のエンジンです。この角度からだと、小さなサイドウインドウが萌えポイント(ばか)。
最近、997のカブリオレのミニカーを買った(なぜ)のですが、それと比較していてボクスターのバランスのよさにシビれているところですw。これ、次の記事でシツコク語る予定なので、どうぞお楽しみに(爆)。
実際に第二世代初期型の2005年モデルと乗り比べてみますと、格段にマイルドな乗り心地となっているのにはたまげます。この辺りはグレードや装備にもよるのでしょうが、ポルシェの場合にはスポーツシャーシと呼ばれるオプションがカタログに載っていますから、お好みの方は、高額ですけどそちらへどうぞ、
といって一般モデルはこのようにマイルドな仕立てとする方向なのでしょう。
B子さんのいなしがこうなってみると、ボクスターの美点がかえって引き立ちます。ポルシェだ、スポーツカーだ、と言ってイコール、ハードなサスペンション、というのは今や昔というわけです。
B子さんの場合、曲線ではなく、直線で立ち上がるトルクなのですが、これと目まぐるしくアップやダウンを行う乾式7速DSGとのマッチングがまた見事。
発進直後からタンタンターン、と40kmくらいまでの間に5速に放り込む制御の中でトルクが直線的に立ち上がってゆくさまは、まさにクルマの楽しさ、気持ちよさに効いています。
ターボエンジンとツインクラッチのコンビネーションだとわかるのはおそらくスペックを知っている人だけ。耳を澄まさないと気が付かないほどの影武者に徹する直線的なターボトルクがそれこそアイドリング近辺からドバドバきています。
端的にいってひと昔前の2.5リットルクラスのトルコンAT並みか、とw。
進化幅が著しいトクイチオートオリジナルのエアソリューション済みのタイアグリップはマキシマム。鳴きゃあしない!!それとの相乗効果で運転が横柄になってしまっていけないのですが(爆)、ついアクセルを開け気味にしてしまって燃費は変わらないか、むしろ悪化しておりますw。
4速とか5速でもじんわりアクセルワークを行うと、シフトダウンしないままクルマがついてくるので、そうか、このトルクか、というわけで「キレイな」走りが楽しめる仕組み。おもにアクセルの戻し加減に注意をはらうことで味わうことができます。
毎日の買い出しも、時間がないっちゅーのにのに(汗)往復15kmの道程に連れ出して、きっちり油温、水温をあげて、タイアの暖気も終わらせて、の繰り返しをおこなって、車にヤサシー使い方を心がけております。
このぶんですと、10万キロはあっという間でしょうなあw。
ちなみに、入荷待ちだった、リアのコントロールアームが入庫したのだそうで、近日中にトクイチオートヘと再入庫の予定です。ここからさらに上があるなんて、とシビれているところです。
画像は、散らかってますけど、タイプ1へのオマージュたっぷりのインテリア。不思議と飽きのこない伝統的にシンプルな造りです。上級モデルにはゴテゴテとあれやこれやが付け加えられていますけれど、10年20万キロ、となった場合にはこのように壊れる要素のない機能性も性能のうちっす。
ちなみにビートルの上級グレードではステアリングに装備されるシフトパドルですが、市販車中最初のツインクラッチ搭載モデルだった初代アウディTT 3.2のDSGバージョンも含めて、ここまで通算17万キロにわたってツインクラッチミッションをドライブしてきたこの私にしてパドルはおろか、マニュアルモード
ですら、ここ数年使わなくなってしまいました。
Sモードへの切り替えはしょっちゅうですが、それだけクルマ任せにしておける制御がついてきているという意味です。それもこれもトクイチオートの整備からくるトルクあってこそ。このトルクの恩恵は大きいです。
また、ツインクラッチには現実問題、路上では色々とトラブルがあるようで、各モデル、いま現在でもリコールを繰り返しながら延命されているようですが、ディーラーはその原因を理解しておられません。闇雲に交換作業のみ行なってその場しのぎを繰り返しているだけ。
ユーザーにはお気の毒なことですが、原因は他にあるのです(きつぱり)。ちなみに私、17万キロにわたるツインクラッチ人生で、交換ですとか故障ですとか、フィールの悪化とか、トラブルにあったことはございません。というか、なんで〜?とそんなレベルw。
あっ、プチ自慢ご容赦。というかひとえにトクイチオートのおかげですね。当然ですけど、トクイチの入庫車でもツインクラッチ車が多数ありますが、トラブルとは一切、無縁だそうです。
B子さんライフでは、距離と共にお次はタイアの楽しみでしょうけれど、いまからワクワクです(ばか)。いかがです?距離が伸びるにしたがってクルマが成長してゆくカーライフ。
まったく夢のようですが、現実に起きているのです。