日本では劇場未公開、がDVDになってリリース。ごく最近レンタルも開始・・・ううむ、よい時代になったもんです。
脚本もよいが、原作がフクザツでひきずりこまれる。悲惨な幼児虐待事件が毎日のように報道されている昨今、問題提起としてみるもよし、複雑な人間ドラマとしてみるもよし。配役にワザが効いており、リアリティこれでもか。主演男優さんは、どこかでお見かけしましたね、と思っていたらオーシャンズの一員でした(爆)。ギラギラしていないのがかえってリアルだが、脚本にはぴったり。観終わって喫茶店(爆)に寄り、余韻を味わうのにはうってつけのエンディングだが、そんなことする観客ももはやいない、とそいうことなのでしょうか?・・・劇場公開映画のほとんどがゴラク作品な昨今、シネコンではなく、映画館で観たい(一部意味不明)★★★。華はないが、余韻はあるぞの90点。