ガラガラ~、ピシャーン(玄関の引き戸を思い切りしめる音)・・・かあさ~ん、晩ごは・・・アレ?真っ暗?・・・あ、そっか、お友達といっしょに温泉か~・・・しゃーない、マックでもいくか~
え、あ失礼!私、サラリーマンエンジニアのI君です。前号までで車高調サスペンション導入のあらましをお話ししましたが、多分スプリングがなじんできたんでしょうね、リアの車高が下がってきてますよ・・・かっけわり~(っていわねえのか)。
ショップに聞くと、どうやらフロント、リア共に更に下げないとバランスが取れない仕様らしい。
しかたなくフロントを下げることになったんすが、常にロードクリアランスを気にしなければならない始末ですよ。
フロントバンパーの底を擦ってしまうこともしばしば・・・って、これぢゃあご近所に生息してるゴキブリアウディと同類ぢゃん~(号泣)・・・って、そもそも同類だったのか~(ハタと気がつく)。んも~、ヤングオートかよ~(血涙)。
そんな中、ネットを徘徊中に朗報が飛び込んだのですた。
リアサスにゲタを履かせ、車高を上げるパーツが発売されたのだ~・・・って、これもいまになって考えて見ますとおかしなオハナシですね~。上げたり下げたり、まったくなにやってんだか・・・まさにヌマっすよ、沼!しかも自分で掘って飛び込んでる、というね。
ま、この時点で首まで沼につかってるわけで、これは行くしか無いと、速攻で取り寄せ、取り付けましたともさ、はい。
見た目最高、乗り心地も良いし!いや~、ようやく完成か、と。思いきや、じつはこの沼にはまだまだ底があるのでした。そこへずぶずぶ沈んでゆくI君の運命やいかに~・・・
本稿は実在の人物、I君から直接送られてくる原稿をもとに、その内容をゆがめることなく、忠実に再構成したものを掲載しております。が、ごくまれに文中に誇張された表現が含まれる場合があることをご理解の上、お読みくださいますようお願いいたします。