嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 湯治2016 おんせん県大分へ−1

2016-12-10 13:56:36 | ももちゃんの遠足

12月もすでに中旬。ことしもいよいよカウントダウンでございます。

そんな慌ただしい世間さまのコヨミに逆行するかのように、アコガレのおんせん県=大分県に上陸をばいたし、思う存分楽しんでまいりましたので、ご報告。

今回は、別府と阿蘇、さらに長湯温泉をめぐる旅でしたが、大分空港からレンタカーで思いつくままに、いぜん辿った名泉に浸かりまくる旅でございました。レンタカー返却時のオドメーターはじつに500kmを超えておりましたので、そのハリキリぶりがうかがえるというものでございます。

旅の相棒は、フィットくん。アイドルストップを備える、エコ方面コンシャスな優等生ですが、運転感覚が絶無で、慣れるまでは気を遣いました。フロント周りの造形が独特で、ショートノーズのデザインの割に着座位置が後方に思える。クラッシャブルゾーンの関係かと思われるのですが、

非常に大きなクルマを転がしているのではないか、という錯覚が生まれてしまい、慎重な運転につながる仕組み(爆)。

走行はたったの10000kmちょぼで、まだ新車の硬さが残っています。CVTの、メリハリに欠ける伝達感覚は独特ですが、自分なりにアクセル開度に注意を払って、事細かにコントロールしてやると、楽しめます。

んま、どうやってもアンダーパワーなので、安全そのものっす。

深夜の別府、鉄輪(かんなわ)湯けむり坂界隈。酔客も一切おらず、寂しい限りでございます。お宿の稼働率はそれなりにあるようですが、時期が時期なだけに閑散としておりました。ま、私もそれを期待して出向いたのですがね。

お宿はいつもの安宿。ですが、wifi完備に、24時間自家源泉完備ですから、申し分なし。ビールとi padに手ぬぐい一丁ありゃあ、極上ステイが約束されるのでございます(爆)。素泊まりだったので、到着直後から宿のお風呂を堪能したのちにビールを飲みまくって、覚めた頃にひょうたん温泉に出向き、深夜まで入り浸っておりました。

ミシュランひとつ星の施設だ、というので、中華密度が濃く、ざわついていましたけれど、すぐに何処かへ行ってしまいました。曜日や時間帯を選べば、非常に快適に過ごせるはずです。

食堂のメニューも別府定番のとり天から始まる、アレですが、それがどうしたというのでしょう。こちとら観光で来ているのでむしろ喜ばしいわけです。この夜はカボスを麺に練りこんであるという凝ったうどんと、ポン酢で食べるとり天をいただいたのでございました。

翌日は、朝から山を越えてすぐの湯布院まで出向き、湯布院御三家のひとつ、無量塔(むらた)に寄って、バーでコーヒーをいただき、空気感だけ味ってまいりますた。

バーの中央に鎮座しておられるスピーカーの前に陣取って、コーヒーをすすっていたら、チェックアウト後の3人連れのご家族が、お父さんいくら払ったの、と言って囁いているので、耳ダンボで聞いていたら、25万、とかなんとか。ドヒャ〜。

このうちの子供になりたや、と(爆)。

無量塔は、広大な敷地内に、集落を形成するかのように、各施設を点在させて客を飽きさせない仕組みです。のんびり過ごせるのは言わずもがなでしょうが、それにはある覚悟が必要(爆)。駐車場の奥にひっそりと停められた黒塗りのセンチュリーが妙に似合っているのでした(完全意味明瞭)。私のようにコーヒー一杯でも、それなりに楽しめるのですが、あくまでも空気を吸うだけ(爆)。あるクラスの居場所なのわ間違いない。

美味しいコーヒーをいただいた後には、やはりこちら

でございます。無量塔からは、クルマで2分。

画像でもわかるように、大幅なリニューアルが図られていて、動画の効果のデカさが伺い知れます。上質な素朴って?と、考え続けておりましたら、思わず湯あたりしそうになりますた(爆)。有名なあの大浴場が完全貸切だったのにわたまげましたが、これもご褒美か。乳白色にブルーが混じった、絶妙な色合いは日替わり。こんなの何時間眺めていても飽きませんなあ〜。

以下次号

 

 

 

 


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