エッセイストとしても有名ですが、なんといってもバブル絶頂期の頃に連発された一連の名画の監督として名高い、伊丹十三先生のモニュメント。
出身地の松山にミュージアムがあるときいて、詣でて参りました。伊丹映画はもちろん全作観ておりますが、なかでも「たんぽぽ」や「お葬式」、「マルサの女」などはいまだに私のビデオライブラリー(完全死語)に保管されております。タンポポだなんて、ストーリーはともかく、エピソードの順番まで全部言えるもんね(爆)。
館内はなんともいえない暖かい雰囲気につつまれており、「スキモノ」にはたまらない仕掛けがそこかしこにあって、見応えタプーリ。ビデオクリップも非常に貴重なものがリピート上映されていますし、台本やポスター類などもええぞなもし~、の2時間くらいはあっという間に過ぎてゆきます。
きけば建築そのものを観に韓国からお客様がひきもきらずいらしておられるそうな・・・駐車場の一角に展示されるベントレーも風格満点だが、クルマ好きだったという先生にはぜひともEBSの乗り味をあじわっていただきたかったぞなもし~(爆)。