気がつけば、立春!暦の上では春だ、と言いつつも、現実にはそれどころぢゃない。例年以上に寒さを感じるここ数日。大寒の頃よりもみっしり寒く、この寒さってのは、いつまでたっても慣れることがございません。
おりからの今シーズン最高レベルの寒波到来、とのことで、こんなところに南岸低気圧がきたら、羽田からのフライトなんて、一発でキャンセルだわな~、とおそれる毎日でございます。
このところ、googleのストリートビューを駆使して、ロンドンの街角のあちこちに出没しては町の雰囲気を掴もうとしているのですが、このあたり、どこかへ出かけるとなった場合に、ここ数年で一番進化した分野ではないでしょうか。
どこへ出かけるのにも、行く前からある程度の雰囲気が知れてしまう。これ大きいっす。あ、もちろん印象にすぎないレベルでしょうが、それによりますと、ことロンドンの中心街に関しては、なんだか街ゆくみなさまのスタイルは独特。これといって特徴のない、ほぼ地味なスタイルなのですが、そこへ一様に色気のない(文字通りの意味です)ダーク系の色合いでまとめたスタイルで、シャープなスタイルでそれらしくみえる英国紳士なんて、まずみあたらない(ほんとう)。
ヨーロッパはおろか、全世界からあつまっている観光客が写り込んでいるせいでしょうが、ぱっとみの印象ははっきり言って地味。旅装で迷いがちな私の場合、ファッションは周囲から浮かないように、というのを鉄則にしているのですが、そういうのも含めて予習するのにこのストリートヴュー、ってのは効きます。
パキパキのサーティーズスタイルでパリに乗り込んだのが遠い昔に思えるひとときでございます(爆)。旅行者なのですから、周囲に埋もれる必要はありませんが、目立ちすぎるのも恥ずかしい。かといって、自分なりの華がないとつまらない。普段着で旅立っても楽しくないでしょう?まことに勝手な落としどころですが、ここ大事。ニンゲン、着ているものでずいぶん気持ちが変わりますもんね。
まあね、ストリートヴューなんて、カメラに映った一瞬の記録に過ぎないわけで、こんな断片的な情報で判断するのも全く違う気がいたしますが、それでもフンイキだけは知れる。
前回の外国への旅行は2010のNYでしたから、ストリートビューが出現したばかりだった気がいたします。
通信の高速化が一般化し始めたかどうか、というあたりですね。NYの街角を徘徊しようにも、よく画像がよく固まってたのを思い出します。
じっさいに出向いてからのの空気感はまた別問題で、そのあたりのギャップを楽しむのが現代の旅の醍醐味なのかもしれませんよ?
とにかくたのしみっす!すでにjohn lobb londonにはコンタクトをとって、バイリクエストの商談をしたいから、よろしくおねがいね的なやり取りを始めてしまいマスタ。まさに真鴨(完全意味明瞭)というわけですが、なにoxford captoe の良さげなモデルを提案してみよ、といってきっちりしくだいもだしてありますからして、店頭でのやり取りはいまから心配。
元祖、と言われるクイーンズイングリッシュに対して、NY風だと言われるわたしの英語がどこまで通用するのか(爆)、ううむ(汗)。とりあえず、BBCニュースまっだぐわがんねっす(爆)。
宿泊はクラシックなイギリス調でいくか、とも思ったのですが、いまのロンドン、ということになれば必ずしもあたらない。と考え、外観クラシック、内装ピカピカモダン(一部意味不明)のstylotelというお安いお宿に泊めていただくことになりますた。
そりゃあ、予算さえ許せば、The Ritzや、Claridgesなどなどの有名どころにも出向いて、サーヴィスとはなんぞや、というのを骨の髄まで味わって、といいたいところなのですが、一晩でもご厄介になろうものなら、こんかいのわたしのロンドン詣での全予算をまかなえる金額レベルなので撃沈(爆)。おそらく、エミレーツで乗り込んで来られるアラブのオイルマネーをたんまりニギっておられるかたがた向けの値づけと思われますが、凄まじい。
stylotelは、Paddingtonというターミナル駅から徒歩3分。ハイドパークのすぐ北側の超一等地にある、こじんまりしたデザインホテルです。最近のgoolgle Street View は、ご存知のように駅構内までも闊歩できるようになっており(驚愕)、駅構内にパブやコンビニ、回転寿しやシャンパンバーなどまであるのを見てびっくり。
のっけから、ロンドンのイメージが覆るのでした。